壮大なる悪ふざけ

b0054053_0293970.jpg映画『エイリアンvsプレデター』

セコい企画だとは思いつつ、興味がわくのを抑えきれん。
子供のころ誰もが夢想した、「あり得ないからこそ見てみたい対決」。
例えばケンシロウと悟空はどちらが強いのか。
あるいはもっと単純に、虎とライオンが戦ったらどっちが勝つのか。
NBAファンなら、MJのブルズとシャックのレイカーズが戦ったらどちらが勝つか。
答が出ないからこそ、永遠に問いかけたい謎であると言えよう。

しかしそれを実際に大金をかけて実現させようという人間のいることが、アメリカ人の途方の無さでありまた尊敬に値する馬鹿さ加減である。

さて『エイリアンvsプレデター』だが、これを本気で大ヒットさせるのは結構難しいと思う。
ある程度の数の人間は見る。これは約束されている。
僕がそうであるように、『エイリアン』『プレデター』シリーズのファンである膨大な数の人間が興味をひかれるだろう。
だがそういう人々はまた、この映画を評価するにあたり恐ろしく高いハードルを設けることだろう。
何しろSFホラー・アクションの二大傑作が基準となる。

『エイリアンvsプレデター』が傑作として記憶されるためには、
(1)二つのシリーズのファンを裏切ってはならない
(2)かつ、二番煎じに終わってはならない

(1)二つのシリーズのファンがまず期待するものを見せること。
「ああーエイリアンならああいう現れ方をするね」「あの動きはプレデターだね」
と、ファンを旧知の知人に会う時のような懐かしい気持ちにさせるような、「イメージ通りの二つの化け物」を再現すること。
これが一つ。

(2)その上で、単なる過去の傑作のコピーに終わらず、物語なり、演出なり、映像なりでさらなる付加価値を加えること。

これが、『エイリアンvsプレデター』が「ゲテ物」映画に終わらないための条件だと思う(登場するのがゲテ物だとしても)。

以上書いてきたのは、僕の最大限の希望だ。
せっかくこんな、「壮大な悪ふざけ」を企画してくれたんだ。
おもしろい物を見たいじゃないか。
しかし実際は……くっだらねえ色物で終わることが多いんだよね……。
駄作である覚悟はしてるけど期待してるよ( ´Д`)
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by SAKICHI_I | 2004-12-14 00:30 | その他 | Comments(2)
Commented by ルボン at 2004-12-14 16:17 x
こんにちは。『プレデター3』まであってもいいよなあ...と思っていたら...『エイリアンvsプレデター』。公開まえからいろいろ映画評や予告を見てるので、すでに6割くらい見た気分。予想を裏切って欲しいです。
>(1)二つのシリーズのファンがまず期待するものを見せること。
エイリアン2のビショップ(ランス・ヘンリクセン)が出ますね。嬉しい。
見るなら1000円の日にします。あっという間にテレビでやるんだろうな。
Commented by SAKICHI_I at 2004-12-14 19:24
ルボンさんこんにちわ。
この映画にはビショップが出るのですか。あの、アンドロイドでかつ善人(笑)という彼ですね。『エイリアン2』では、確か体が半分になりながらも頑張りました。そういう風に、過去の作品が伏線となってニヤリとできるのもこういう映画の特権ですねえ。
さてどんな映画なのやら。個人的には「ハウル」よりちょっと期待していますが(笑)


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