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ヴィンス・カーター、NJへ

■ラプターズ→ネッツ
 ヴィンス・カーター
■ネッツ→ラプターズ
 アロンゾ・モーニング、エリック・ウィリアムズ、アーロン・ウィリアムズ、ドラフト1巡目指名権×2


日本時間で18日の午前11時、リーグの承認待ち状態。
カーター、モーニングというチームに不満で移籍したいと表明していたもの同士の交換、かつリーグの上位争いにも影響を与えそうにないという意味で、少々貧相なトレードとなった。
この二人とも、当然ながら 「優勝争いをできるチーム」への移籍を希望していた。
皮肉にもその両人が交換されることで、双方とも「優勝争いする可能性がほとんど無いチーム」へ行くことになった。
従って両チームのフロントが二人の希望をかなえたと言うよりは、単なる 「放逐」に近い。
僕は契約の残っている選手に移籍の自由を与える必要はない(当たり前だが)と思うので、両人の思う通りにならなくてよかったと思う。

●ネッツ

NJの新経営者にはチームを強くしたいという意志がない。
このトレードの結果ネッツが強くなるかどうかは分からないが、いずれにしてもこのチームの将来に大した期待はできない。
僕が思うには、ニューヨークへ移転した時に客を呼べる選手がいた方がいい、といった程度の動機ではないか。

戦力としてのカーターは、おそらくネッツの現メンバーの中では最も外のシュートが上手い。
ややオフェンスの幅は広がるが、ここまでインサイドが薄くなってはチーム力が劇的に向上するとは考えづらい。

●ラプターズ

モーニングがシーズン序盤のような働きができるなら非常によい。
センターがしっかりすれば、クリス・ボッシュがコートを広く使ってオフェンスができる。
ハードワーカーのエリック・ウィリアムズ獲得もいい。
モーニングがこのさき万全の状態にならなくても、ややチーム力のアップになったと思う。
by SAKICHI_I | 2004-12-18 11:46 | Comments(0)


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