最後の将軍とフジテレビ

b0054053_020576.jpg一週間ほど前に書こうと思っていたのだが、少々時機を逸してしまった。

ソフトバンク・インベストメントの北尾とかいうおっさん。
何だろうなしかしあの、時代劇の悪役を絵に描いたようなキャラクターは……。
「場合によっては、私も完全に敵に回りますよ」
ああいう風に、TVの前で公然と恫喝をやる人間て、ほとんど見たことがねーわ。

フジテレビとニッポン放送の社員への街頭インタビューをニュースで見た。
「ようやく話の分かる人が現れた」
「これで面白くなってきた」

大歓迎ムードである。
どうも 「堀江憎し」 のあまり、この苦境から脱出されてくれるなら誰でもいい、という心境に陥っているように思える。

この間の一連の動きを見て連想するのは、室町幕府最後の将軍、足利義昭のこと。
三好一族により京から追い出された後の将軍・義昭は、自分の後ろ盾になる勢力を探していた。
そこで目を付けたのが、当時破竹の勢いを示していた織田信長。
信長の助力を得た義昭は京に上り、将軍に就任する。
しかし信長は、義昭を自らの覇業の道具としてしか見ていなかった。
当時わずかに残っていた幕府の権威を利用して次々と政策を実行したが、義昭の意向などまったく意に介しなかった。
単なるあやつり人形にさせられたことに業を煮やした義昭は次々陰謀を企てるがすべて信長につぶされ、最後は追放される。

要はフジテレビ、ニッポン放送の方々に言いたいのは、

ソフトバンクがお前らを救うと思うなよ m9(゚Д゚)ビシイッ

……である。
だいたいどの企業も、自分とこが利益を上げること意外何も考えちゃーいないのだ。

ただ数日前、「フジもソフトバンクとの距離を置こうとしている」という報道があった。
そういう意味で、冒頭に書いたように書く時機を逸した。
さすがに義昭ほどには能なしでも、無力でもない……か。
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by SAKICHI_I | 2005-04-01 00:22 | その他 | Comments(0)


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