スターウォーズ、いまだに客を集める

僕は基本的に 『スターウォーズ』 シリーズのファンだと前置きしておいて

いつのまにか、映画 『スターウォーズ』 シリーズの公開が米企業にもたらす損失を計算することが、恒例のようになっている。
あの映画を観るために欠勤者が続出することに、経営者が業を煮やしたのか。
あるいはスターウォーズの影響力の大きさを、別の形で示すためにやっているのか。
なぜこういう事をするようになったのかは、よく分からん。

今回の 『エピソード3』 の場合は、6億3000万ドルの損失になると算出されている。
実際には休みをとるために前日まで仕事を頑張ったりしているわけで、当日欠勤しているというだけで単純に損失とは言えん。
どうせクビにならない程度に休むんだから、大したこっちゃない。
それより、こういう計算をするぐらい 『エピソード3』 の公開後数日に多くの人が仕事を休むこと、すなわちこの映画に対する期待がそれほど大きいことに、感心するし、驚嘆する。

映画界のみならず、エンターテイメント史上に燦然と輝くシリーズ第一作(エピソード4)を頂点に、凡作への道を着実に歩んできたスターウォーズ・シリーズ。
シリーズ第4・5作(エピソード1・2)では駄作の領域にまで近づき、第一作で築いた信用もそろそろ底を突いたかと思ったら。
アメリカでのこの大騒ぎである。
僕は不思議に思う。

不思議ではあるが、逆にこのことは、 『スターウォーズ』 第一作がどれだけ巨大な存在であるかを示す。
もはやスターウォーズ・シリーズに、特撮の最先端技術は無い。
その最大の魅力である、エポックメイキング――画期――も無い。
(エピソード3は観てないので分からないが、前2作を観た限りではあまり期待できない)
それなのに、第一作から30年近く経った今、その威光で商売は成り立つのである。
驚かざるをえん。
僕が思うにこのスターウォーズ人気は、あの映画が誰にでもあるヲタク心を刺激するという点にも要因があるかもしれない。
日本でのガンダム人気に通ずるものがある。

ところでエピソード3は、近年のシリーズの中では最も評判が良い。
そのせいで、「エピソード1・2よりはずっと面白い」 といった形で前2作がこき下ろされているのは皮肉な現象だ。
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by SAKICHI_I | 2005-05-20 01:41 | その他 | Comments(1)
Commented by SAKICHI_I at 2005-06-11 17:28
なぜ当ブログがそんな上位にあるのかサッパリ分かりませんが、何にしてもご紹介ありがとうございます。


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