●ロックギターの権化、来日
ロック第一世代のなかで最も音楽的に老化していないミュージシャンの一人、ジェフ・ベックが日本に来る。 「ロック第一世代」というのは単に爺さんまたは爺になりかけのロックミュージシャンという意味で、僕が勝手にそう呼んでいるだけ。 1960年代~70年代前半ごろから活動している人々。 ベックは現在60歳。 ライブではやや丸くなったという話もあるようだが、アルバムを聴く限りでは音楽的シワはあまり増えていない。 東京の公演のチケット状況を調べてみたら…… まだあったッ! ……こういう時ファン度の深さが試されるなあ。 どーもライブは好きになれん。 以前あるミュージシャンのライブに行った時、最初から最後までほぼ聴衆全部がバンドとともに歌ってたのにはびびった。 こっちは歌詞なんぞ覚えてないから恐ろしい孤独感である。 そこまで大ファンじゃなきゃ、ライブに行っちゃいかんのかいっ! リズムの遅い曲以外はすべて立ちっぱなし、手を叩きっぱなしだし。 手痛えっつーの。 ベックの曲はほとんどが歌詞がないが、それにしてもあの時の嫌な思い出がよみがえる。 あと今月は金もねーしなあ。 チケット代は9000円か。 そもそも、チケットがおおかた売り切れた頃に来日するのを知った、ていう時点でファン度が知れるというものだ。 そういう風にあれこれ考えているうちに売り切れてしまうから、早く決断しなければならん。 ベックも歳が歳だから、絶対に次があるとは限らないしな。 まあ65くらいまではやりそうだが、こればっかりは分からん。 ●JAMIROQUAI “Feels Just Like It Should” 僕は基本的に 「軽い曲」 というのがあまり好きでないのだが、ジャミロクワイはその典型例だった。 恐ろしく上手いとは思うが、その上手さを駆使するだけでヒット曲が生まれるので音そのものが軽薄。 ところが数年ぶりのこの新曲、黒くて、ハードで、なかなか良い。 こういう曲なら、もともと持っている上手さが威力を発揮する。 JKはいまだにあの妙な帽子をかぶり、風変わりな踊りを踊っているのか、と思ったら、やはりそうだった。 WMPでの視聴 ●WHITE STRIPES “Blue Orchid” こっちはもともと骨太でかっこいい曲をやり続けている姉弟コンビ。 相変わらずいい。 今日たまたま知ったのだが、『Rolling Stone』誌のギタリストランキングで弟が17位にランクインしていた。
by SAKICHI_I
| 2005-05-27 17:00
| 雑記
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