在宅ワークの悪徳業者いじめ、いまいち成功せず

先日、在宅ワーク業者を名乗る男から電話がかかってきた。
周知のように、こういうのは悪徳業者である可能性が非常に高い。
特に、電話で勧誘してくるようなところにまともな業者はほとんど無い。
入会金その他の名目で大金を払わせ、いったん金を受け取ったら何やかんや理由をつけて仕事を回さない(というやり方らしい)。
だいぶ前、僕がその事を知らなかった時に在宅ワークに興味を持ち資料を請求したことがあった。
今回電話をかけてきた業者は、多分そのつてからうちの電話番号をつかんだのだろう(悪徳業者ネットワークか笑)。
すぐに電話を切ったとしても、何の問題も無かった。
だが根性の悪い僕は、一度相手をやりこめてから断ったらちょっと面白いかもしれん、と思った。
15分以上話したのだが、覚えてない部分が多い。
以下、話の内容を覚えている限りで。

業者 「在宅ワークのあっせんをしております○○のものです」
佐吉 「どうも」
業者 「いま在宅ワークについてどのようにお考えですか?」
佐吉 「ハァ……。条件がいいのがあればやってもいいと思っていますが。入会金とか教材費で大金を請求をされるようなのはちょっと避けようかと」
業者 「ああ、まったくごもっともです。当社では入会金や教材費などを請求することは一切ありません」
佐吉 「えっ、そうですか」(少々意外に思う)
業者 「システム利用料として、入会時に一律に45万円をお支払いいただいています」
佐吉 「…………( ´,_ゝ`) プッ 」(名目が違うだけじゃねーか)
業者 「いや佐吉さん笑われますが、在宅ワークを始めるためにはそれぐらいの費用がいるものなんですよ」
ちなみにこの男、最初から 「佐吉さん」 と僕の下の名を呼びっぱなしである。
馴れ馴れしいことこの上ないし、どういう意図でそうしているのか分からないが、どうせこの電話限りのことなので放っておいた。
佐吉 「いったい何に使うんですかね、45万円を」
業者 「収めるデータの検品とか、営業活動の費用です」
佐吉 「“検品”というと、仕事に間違いがないかどうかチェックする仕事ですか」
業者 「そうです。検品をする人を佐吉さんがご自分で雇われるとしたら、月に20万円ぐらいいるでしょう。それをこちらで代行する代わりに、“システム利用料”をいただく、ということなんです」
佐吉 「はあ……。まあその検品という作業が絶対必要だとしてもですよ。作業に費用がかかるなら、その分料金に上乗せして客に請求するのが普通じゃないですかね。作業者の方に負担させるのはおかしいと思いますが」
業者 「しかしそのおかげで家にいながら、営業も何もせずに仕事ができるわけですから」
業者はこういう意味のことをもっと長々と強気に説明したのだが、細かい内容は覚えていない。
佐吉 「あのー何で家で仕事ができるかというと、僕が金を払って部屋を借りたり、パソコンを買ってネットにつなげてるからできるわけで。おたくからは1円ももらってるないですよねえ。なのにさらに45万円払えと言われるわけですか」
業者 「もしそう思われるんでしたら、うちの仕事はお任せできませんね」
佐吉 「そういうことですね。現時点でやる気は全然ありませんから」
これで相手は電話を切るかと思ったがそれはせず、話の引き延ばしを始めた。
会員獲得が奴らの生命線だから、ゴネる人間でも簡単にはあきらめないのだろう。
業者 「やる気にならないというと、どういう点にひっかかっておられますか?」
佐吉 「話に全然納得できないからですよ」
業者 「納得できないと言われるとちょっと……」(ムッとしたようだ)
佐吉 「何ですか?45万円払う者が受け取る方に納得いくまで説明を求めるのは当たり前のことで。怒られる覚えはありませんよ」
業者 「いやいや、別に怒ってはいません」(少し焦ったようだ)
佐吉 「……でその45万円ですが、他の皆さんはどれぐらいの期間で払うんですか」
業者 「人によって違いますが、早い人だと1年ぐらいですね」
佐吉 「1年……! じゃ、少なくとも1年間はタダ働きですか!」
業者 「いえいえ、たいていの人は分割払いで月18000円ずつ払われます。ですので月にそれ以上の額の収入があれば手元にお金は残ります」
佐吉 「そりゃ借金の支払いを先延ばしにしてるだけで、タダ働きの期間はトータルで変わりゃしないじゃないですか(あきれる)。
それで仕事の量ですが、月に少なくとも何万円分とかいう風におたくの方で保証してくれるんですかね」

業者 「保証はしません。ミスの多い方には仕事をお渡しできませんから。ですので何ヶ月か働いてその期間の評価が低い方は仕事が減る可能性があります」
佐吉 「……それ、どこをどう間違ったら、とか何%間違ったら、とか文書になってますかね」
業者 「なっています。なぜ根掘り葉掘り聞こうとされるのでしょうか?」
佐吉 「うさんくさいからですよ。おたくの最初の話によれば、こっちが払う45万円というのは営業とか検品をする人の人件費にあてられるということですよね。ということはあなた方を雇っているのは会員ということになるじゃないですか。雇い主が雇われている方に金の使い道の詳細を聞くのは当たり前じゃないしょうか」
業者 「うーん、そうですね(不服そうに)。しかし見方を変えれば、うちから佐吉さんに仕事を発注し給料を渡すとすれば、うちの方が佐吉さんの雇い主という見方もできますよ」
佐吉 「(笑)いやだってその金は、おたくじゃなく発注元の企業が出すわけじゃないですか」
業者 「先ほどからこちらが説明しようとしても、佐吉さんはまったく聞き耳を持ちませんね」
( ´,_ゝ`) プッ あんたの話がつじつまが合わないだけじゃないか。
それにしても、だんだん面倒くさくなってきた。
じゃ切りましょう、とか何とか言って切った。

後から考えると、突っ込める点がもっと大量にあったと思う。
実際に電話で相対していると、なかなか頭が素早く回転しない。
それとこれも後から思ったのだが、悪徳業者をやり込めようとすること自体が時間の無駄だった。
仕事をやるから45万円払えと言われ、簡単に払う人間がいるわけがない。
とすると奴らは、あらゆる疑問に対して想定問答をしているはずだ。
それと奴らも悪徳なりに商売だから、相手の言う事にいちいち納得をしていて仕事になるわけがない。
従って奴らがぐうの音をあげることは絶対にないのである。

いずせにせよこの電話を通じて分かったのは、悪徳業者の言うことは
聞けば聞くほどサッパリ説得力がない
ということ。
それが分かっただけでも収穫としておこう。
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by SAKICHI_I | 2005-10-23 13:56 | その他 | Comments(4)
Commented by ドラ at 2005-10-24 09:25 x
SAKICHI_Iさんは、気が長いですね(笑)私はそんな電話がかかってきたら、1秒も考えないで切ります。でも、レポートは面白かったです。もっといじめてください。
Commented by SAKICHI_I at 2005-10-24 16:25
>ドラさん
ああ言えばこういう、という感じで切りがないので少々疲れてしまいました(^^;)
次は速攻0.5秒で切るかもしれません(苦笑
Commented by reds at 2005-11-02 23:07 x
受話器に耳を当てずにたまにハイハイ言ってみると意外と相手が話し続けたりしますよ
Commented by 佐吉(SAKICHI_I) at 2005-11-03 12:06 x
>redsさん
(笑)一通り説明を終えるまでは話し続けると思います。


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