極寒は去り、最も忌まわしき季節がやって来る

日本にすさまじい寒さと、とてつもない量の雪とをもたらした冬が、ようやく去ろうとしている。
そうしたら今度は始まる。花粉の猛攻が。
偶然ではない。寒くなくなったから、花粉が舞うのだ。
つまり冬から春にかけて、快適な時季がないように気候的システムができあがっている。
こうしてみると、今の日本には誰もが満足できる快適な季節がほとんど無い。

例えば東京では一年のサイクルは以下のようになる。
昨年の猛暑、今年の冬など、悪い場合を想定している。

 1月 耐えられない寒さ
 2月 極寒 時々小春日和
 3月 花粉
 4月 花粉
 5月 花粉
 6月 梅雨
 7月 前半梅雨 後半猛暑
 8月 灼熱地獄
 9月 残暑の刑
10月 心地よい季節 ただし雨が多い場合あり
11月 前半心地よい季節 後半やや寒い
12月 我慢できる程度の寒さ

これは、住みやすい地域の一つとされる“瀬戸内海気候”の広島でも、ほとんど変わりがない。
この一年のサイクルの中で、もっとも肉体的に苦痛で、かつ精神的に不愉快なのはどう考えても

3月 花粉 ←
4月 花粉 ←
5月 花粉 ←

である。
他の現象は、これはすべて自然現象だ。
いかに夏満員電車に乗り、冬寒風の中スーパーに行くことが苦痛であろうとも、太古の昔からそういう気候の上に日本人の生活が成り立っているのだから仕方がない。
こういう気候でなくなると、農作物が育たないなど生産と生活に悪影響を及ぼす。
それより何より、万が一変えようと思ったとしても太陽と大空を相手に人間は何もすることができない。

ところが花粉だけは、人災だ。
個々の木が花粉を発生させること自体は自然現象。
しかしペットを100匹集めて悪臭が発生したら人の罪であるのと同様、花粉症も完全に人災である。
だから花粉症に苦しんでいる時の精神的苦痛は、はなはだ耐え難い。
他の季節のように、「この時季はこういうもの」 ではすまされん。

それにしても、政府と地方自治体はいったい何をしているのか……?
少しは対策らしき事をしているのだろうか。
僕は素朴に思う。
杉を全部切れ。と。
いま杉材は二束三文だ。安い。
大量に伐採しても困る林業者はそれほどいないはずだ。
遠慮はいらん、全部切れ。
花粉症のために、いったいどれだけ国民の生産活動がにぶると思っているのか。
朝から晩まで目に激痛を感じながら、それでも真面目に働くて日本人ぐらいだぞ。
暴動起こしてても不思議じゃねえ。
死人が出なければいいのか?ああ?
役人のボケども、巨大な市場となった花粉症対策が無くなると困る医者と製薬会社と結託してんじゃねえのか。
人の苦しみを糧に儲ける奴らなんぞ、路頭に迷え。

まだまだ寒いというのに、すでに目がかゆい。
記録的な大量の花粉が舞ったという去年より、症状が出る時期が早い。
これで本格的に暖かくなってきたら、とてつもない惨状になると思われる。
これから3ヶ月。
考えるだけで、身の毛がよだつ。
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by SAKICHI_I | 2006-02-19 18:01 | その他 | Comments(0)


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