嶋野百恵を救いたい

b0054053_18401270.jpg嶋野百恵のベストアルバム 『abstract career』 を、先日レンタルで聴いた。
以来、少々大げさに言えば、その声に取り憑かれたようになっている。

ところがその後、ネットで気になる情報を見つけた。
嶋野百恵はポニーキャニオンとの契約が数年前に切れ、現在インディーズからのCDリリースを目指しているという。
ただし前述の 『abstract career』 はポニーキャニオンから今年1月に発売されたから、少なくともそこまでは契約があったのだろう。
心配なのはこのベストアルバムが総集編として、契約の締めくくりとして出されたのではないかということだ。
少なくともこのアルバムが売れなければ、今度の契約は無いのではないか。
そういう嫌な予感がする。

それにしても 『abstract career』。
びっくりしますわ、曲の出来の良さに。
ベストアルバムだから、という面も確かにある。
だがクズ曲を集めて臆面もなく“BEST”という名をつける恥知らずが多いなか、ベストアルバムといえど良い曲を集めるのは容易ではない。
作詞は全曲嶋野さんがやっているが、作曲・プロデュース業は基本的に他人にまかせているようだ。
それにしてもこれだけ良い曲がそろうということは、彼女に最終決定権があるとすればだが、そのセンスが優れていると考えざるをえない。
いずれにせよ結果的に良い曲ができていれば、その中で嶋野百恵がどれだけの役割を果たしているのかは彼女の評価に関しては重要かもしれないが、曲を聞く際には大した問題ではない。
宇多田さんも3年に1回ぐらいしか良い曲が書けないのだったら、そっちは本職にまかせた方がいいと思う。

そして嶋野さんの声。
あごの出た人に特有の、若干鼻に抜けるような、生意気さがにじみ出ているような声。
こまっしゃくれた という表現の方がぴったりする。
あごのしゃくれ具合からしてもこの言葉の方が適切だろう。
そのとがった声がとがったままでなく、周りを微妙な女っぽさが包んでいる。
それがなぜいいのかと言われても、僕がそういう声が好きなのだから仕方がない。

このシンガーを失ってはならない。
日本の損失である。

とはいえ僕も偉そうな事を言える義理ではない。
それまで1枚も嶋野さんのCDを買ったことがなかったのだから。
とりあえず2nd Album 『Roots』 を買った。
これも名盤である。
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by SAKICHI_I | 2006-04-04 18:40 | その他 | Comments(2)
Commented by reds at 2006-04-06 00:30 x
気になったので調べてみたら、こんな情報が見つかったのでお知らせまでに

15] モエ、ミニ・ライヴ詳細 投稿者:Money 投稿日:2006/04/04(Tue) 18:40 [返信]


嶋野が友人のイヴェントにほんの少しですが出演します。通常Bar営業している小さなお店のDJパーティ。3曲弱のパフォーマンスで、あくまでもミニ・ライヴになります。椎名純平さんも出演されます。

日時:4・15 22時過ぎ出演
場所:東京都目黒区中目黒3-6-5 Mandarin 03-5768-6675

どうぞ宜しくお願いします。
Commented by 佐吉(SAKICHI_I) at 2006-04-06 01:32 x
redsさん、わざわざありがとうございます!
そのライブについては、僕も実は先日知りました。ミニライブなので多分100人ぐらいのスペースだと思います。少数のコアなファンの中に僕のようなにわかが行く根性はないので(^_^;)今回は見送ろうと思っています。


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