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LBJレース

NYニックスがクロフォード、ランドルフという長期高額契約の2選手を放出し、2010年に契約が切れるハリントンを獲得した。これで今後ニックスがサラリーを増やすような動きをしなければ、2010年の夏に大幅なサラリーキャップの空きを得ることが確定した。メディアもファンも、「これでレブロン獲得レースの本命が出走決定」といった雰囲気を感じている。「これでウチにゃこねーな(泣)」みたいな事を言っている他チームの選手までが、いる。

現在までに、DET、NJ、NYKに当然CLEも加えて4チームがLBJ獲得を争うことが判明した。もっともどのチームも公式にレブロン獲得追求を表明したわけではなく、メディアとファンがそう推測しているだけである。各チームとしてはレブロン獲得ができなくても他に有力なFAがいるので、いずれにしてもキャップを空けておいて損はない。

現在のところ出走がほぼ決まっている3チームには、それぞれ以下のような特徴がある。

●デトロイト・ピストンズ
GMジョー・デュマースの手腕の信頼性。ハミルトン、プリンスという実力のある優勝経験者が残ること。優勝するためには最も有力か。

●NJネッツ
共同オーナーのJay-Zとレブロンの仲がいいこと。現状ではそれ以外特に何もない。ただし個人的には若手にはけっこう期待できる選手が多いと思う。

●NYニックス
チームのファンが多い。それに伴い企業のCM契約の数と額の増加。ビジネス面での成功。
レブロンがNYヤンキースのファンであること。ただしアメフトではダラスのファンであることからすると、必ずしもNYのチームなら何でもいいというわけではなさそうだ。

僕自身は2年後レブロンがどういう判断をするか、さっぱり分からない。基本的にはその判断基準は、チームの戦力にあると思う。自分が入れば優勝する、というイメージが最も大きく見えるチームに入るだろう。それがまったく同等なように見えれば、より多くの収入を得られる所に行くだろう。
2年もあれば、ルーキーが一人前の戦力になるために充分な期間だし、逆にこの間に現在の主力選手が急激に衰える可能性もある。トレードもある。2年後の各チームの戦力を予想するようなことは、難しいというよりも考えるだけ無駄、と言うに近い。

わからないなら、考えても仕方ない。今のキャブスを見ることの方が大事だろう。2シーズン前にファイナルに進出し、昨季は優勝チームを3敗まで追いつめた。今季はその2シーズンよりも強い。あと2年の間に優勝できるかどうかも、レブロンのその後のキャリアに大きな影響を与えるであろう。
by sakichi_i | 2008-11-23 20:59 | Comments(2)
Commented by reds at 2008-11-25 23:34 x
レブロンはMLBはヤンキース、NFLはカウボーイズ、NBAはブルズファン。
ようはミーハーな子供だったんじゃないかなぁ。
だからよく言われてるみたいに移籍先選びには関係ないような。

きっと日本に生まれたら巨人ファン。
Commented by sakichi_i at 2008-11-27 00:45
>redsさん
どうでしょうか、ミーハー的に見えますが案外本人としては何かこだわりがあるのかもしれませんよ。日本では、大野投手のファンになってカープを応援するような気がします。


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