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大根のいるドラマ、いないドラマ

連日、NBAに関係ない事を書いている。
個人的に特に注目したい出来事もないしなあ……。
カンニング竹山風に意味なく切れてみると、
さすがに365日、年がら年中NBAばかり追いかけてはいられん。

ところで、TBS系ドラマ 『女系家族』(木曜夜10時)は結構おもしろい。
遺産をめぐり、それぞれ自分のことしか考えていない人々が様々な思惑をもって動く。
それらの、すべて違う方向を向いたベクトルは、最終的に物語をどういう方向へ導くか。
キャストとしては、なんと言っても三姉妹がよし。
鼻っ柱が強く、根性が悪く、かつ上品できれいな女達。
特に姉二人、高島礼子と瀬戸朝香がお見事。

このドラマ、目立った大根役者がいないのもいい。
主役の米倉涼子はまあ上手いとは言えないだろうが、ソコソコやっているのではなかろうか。
余談だがハセキョさんはそのあまりの大根ぶりゆえに、「可愛く見える」 というほとんど唯一の才能さえも最近は色あせている。

さて世の中に大根役者は数多くいるが、NHK大河ドラマ 『義経』 のタッキー(滝沢なんとか君)の大根ぶりは恐らく世界でも群を抜いている。
あれほど低レベルの演技を発見するのはおそらくTVドラマでは無理。
小学校の学芸会でなら散見できるかもしれない。
あの青年が他の登場人物から 「何と器の大きな御仁」 とか 「ゆくゆくはこの国の将来を左右するお方」 とか言われても、白々しいことこの上ない。
ドラマ自体もさほど面白いとは思わないが、それにしても脚本家、演出家、他の出演者がどれほど頑張っても主役があれでは大して意味はない。
はなはだお気の毒である。

それでもこのドラマ、そのタッキーの人気のおかげで視聴率はいいらしい。
物語ではなく出演者の人気で視聴率を稼ごうとするドラマは、民放を中心に掃いて捨てるほどある。
NHKまでがそれをやることはない。
NHKの大河ドラマは、恐らく日本のTVドラマの中で最も金がかかっている。
それを台無しにしないために、役者の選考には厳しい基準を設けてもらいたい。
とりあえずタッキーを下の基準とし、演技レベルがタッキーの半径5km以内にいるタレントは楽屋に出入り禁止。
これだけでも、今回のような悲劇は防げる。
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by SAKICHI_I | 2005-07-30 00:11 | 雑記 | Comments(2)

ダイエット現状

ダイエットを本格的に初めてから2ヵ月余り。
割と簡単に、でもないが順調に目標を達成した。
体重の減少は以下の通り。
仮に僕の身長を日本人男性の平均身長、170cmとすると
69.9kg→63.7kg

正直なところ、もともとそれほど( ゚ω゚)だったわけではないのだが、とにかく腹と顔がやばかった。
たった1年前に撮った免許の写真を見て、「こんな細い時期もあった」 と思うぐらいだった。
今回のダイエット方法がベストなのかどうかはよく分からないが、後にまた太った時のために、今の食生活と行動パターンを記しておくことにする。

【食事】

●朝食
食べない。うちから駅へ行くまでに、缶コーヒー(甘いの)を飲む

●昼食 以下のうちのどれか。
・外食で素うどんのような軽めの食事
・定食のおかずだけ食べる。つまり炭水化物を抜く
・小さな弁当箱に入れたご飯、ゆで卵2個
○食後に缶コーヒー(微糖)

●夕食
気をつけていることは
・あまり夜遅くならないようにすること
・できれば炭水化物抜き
・お酒は基本的に一切飲まない
○食後にアイスクリーム

【運動】

○毎日1万歩以上歩く
○寝る前に軽い運動
 ・ストレッチ・腹筋運動・腕立て伏せ など


ちなみに厳密にこのルールを守っているわけではなく、数日に1回は運動をさぼったり、規定外のものを食べたりしている。
ただしそういう時も、暴飲暴食をしているわけではない。
先日、一日ぐらいいかと思って一日中飲んだり食べたりしていたら、次の日体重が2kg増えて愕然とした。
とはいえ、絶対にルールを守ろうとするよりも、少し食べ過ぎたら運動を多めにすればいい、くらいの気持ちで取り組んだ方が続きやすい、とある本に書いてあった。

1日1万歩、というのが案外面倒くさい。
仕事がある日は、一つ前の駅で降りてうろうろしたりすればその程度は歩いている。
休日、用事がない日に、歩くためだけに歩くのが面倒だ。
というより退屈だ。
こういう時、iPodが非常に役立つ。

食後にアイスクリーム、というのはあまり良くないかもしれない。
だがこれを食べると、ビールを飲まなくてもなぜかあまりストレスがたまらない。
漫画の 『美味しんぼ』 で、富井副部長が禁酒をしている時あんみつやお汁粉などを貪り食っている場面がよく出てくる。
山岡はそれについて 「酒をのまない分、体が糖分を要求するんだろう」 とか何とかいっている。
これは本当なのかもしれない。
以前はほとんど毎日飲んでいたビールを飲まなくても我慢できる、というのは自分でも少々意外だった。

今の悩みは、腹は痩せたが、あばらの下あたりがどうも痩せないこと。
どうやら、胃などの内臓がまだ太っているようだ。
まだまだ慢心せず、もこみちあたりを目標に頑張っていきたい。
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by SAKICHI_I | 2005-07-28 14:48 | 雑記 | Comments(5)

映画 『皇帝ペンギン』 プゲラ

僕はこの映画を を観てないし、観る気もないんで、実際にどんな映画なのかは分からんが……
予告編とか宣伝の仕方とかを見る限りでは、メチャメチャ好かん。
案外客が入っているそうだから、小馬鹿にせにゃなるまい。

宣伝文句を一部引用すると、
>マイナス40℃の南極の大自然に生きる皇帝ペンギンの知られざる感動のドラマ
>南極の壮大な自然のスペクタルと、単なるドキュメンタリーを越えた、皇帝ペンギンの親と子のあたたかな物語

日本語版があり、吹き替えをやる俳優が数人いることからすると、どうやら芝居仕立てでペンギンが言葉を話すのではないかと思う。

で、具体的にはどういう話、というか生態なのかというと
>卵を産み落としたメスは、やがて生まれ出る我が子のため、餌を求めて長期間群れを離れなければならない。
>その間、卵を託されたオスたちは、120日間に及ぶ絶食と、風速250km以上の激しいブリザードに身をさらされながら、ひたすら卵を暖め続ける。
こちらのサイトより。

これが苛酷でない、とはさすがに思わない。
だが逆に、絶対に苛酷か、というとそうも思わない。

まず第一に南極の皇帝ペンギンは、健康であれば一匹残らずこの “苛酷な” 子育てをおこなっているはずだ。
さらには、生態が今の形になってから、何十世代も何百世代も同じことをやってきたはずだ。
従って彼らの行動は、少なくともペンギンの間では特別な苦労ではない。

次に、様々な動物の中で特に皇帝ペンギンの生活が苛酷なのかどうか、これも分からない。
7年間地中をうろついて、ようやく成虫になり地上に出てきたら1週間で死んでしまうセミの方が悲惨ではないと、なぜ言えるのか。
なぜ一大悲劇であるセミの一生は映画にならないか。
一つには、セミはあまりにも人間とかけ離れていて、観客が自分をセミに置き換えることができない。
それから、セミに限らず昆虫の幼虫はだいたいグロテスクで気色悪い。
それに比べるとペンギンは、まあ我々が南極に行くことは宇宙に行くこと同様ほとんどあり得ないが、それにしても、吹雪にさらされている映像を見せられれば 「寒そうだ」 という想像はできる。
さらには見た目が可愛い。

要するに、人間が見てその 「苦労」 が分かりやすいもの、あるいは苦労しているように見えるもの、そして見た目も可愛く、苦労していれば 「かわいそう」 と思えるようなものを自然の中からピックアップして、 「どーぞ感動して下さい」 と観客の前に置いてあげているに過ぎないのである。

動物の記録としてなら、生物学的に大いに価値があるだろう。
だがそれに誇大な宣伝文句をつけ、あるかどうかも分からないドラマを勝手に付け加えて金儲けをしよう、というこすっからい思惑に、唾を吐きたいね俺は。
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by SAKICHI_I | 2005-07-27 00:31 | その他 | Comments(2)

現代における土曜日と祝日

仕事で来年のカレンダーを見ていて、嫌なことに気が付いた。
祝日のうち4日が、土曜日にある。
土曜がもともと休みである者にとっては、意味がない。

この際なので、「現代における土曜日と祝日の関係」 というものについて考えを巡らせてみた。

まず、日本の企業における週休二日制の実施率だが、どうもいいデータが見つからなかった。
某県の統計によると、完全週休2日制を実施している企業は全体の54.1%、ただし完全でない週休2日制を含めると全体の91.5%とのこと。
世の中勤め人ばかりではないし、また週休二日と言っても土日とは限らないが、恐らく6~7割以上の勤労者が土曜日は休みだろうと思う。

となると、土曜日と祝日が重なった時どうするか、という問題が出てくる。
まあこの問題自体は、贅沢な悩みではある。
週休1日だったころ、または隔週週休2日だったころに比べれば、今は休みそのものが大幅に増えている。
休みが年間何十日も増えているのに、祝日が数日無駄になったからといって文句ぬかすなという話ではある。

だが、通常休みでない曜日が休みになる祝日というものは、他の物には代え難いありがたさがある。
土日と季節休暇で年間百数十日も休むのに、せいぜい15日ほどしかない祝日が嬉しいのはそのためだ。
それが土曜日と重なってしまったら、その無念さたるや言葉では言い表しがたい。
例えるなら、すでに破壊してしまった敵陣に砲弾を命中させるようなものだ。
無駄だまを撃つなということである。

この問題は、ここで僕が偉そうに追求するまでもなく、だいぶ前から論議されてきた。
すでに、祝日のうち4つが(○月の第○月曜日)という形に変更された。
だがまだ、充分ではない。
祝日が祝日としての機能を確実に果たすためには、すべての祝日がそうなることが望ましい。
僕が思うにそうならないのは、祝日のなかでも歴史の古いもの、由緒がはっきりしているものは日付を変更することが難しいからだろう。

そこで僕としては、「記念日と祝日の分離」 を提案したい。
記念日は元の日付で残す。
祝日は別の日に。
例えば 「憲法記念日」 と 「憲法の祝日」 みたいな感じで。
日本人はもともとバケーションがものすごく短いのだから、このくらいのことをしてもバチは当たらないであろう。
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by SAKICHI_I | 2005-07-26 00:34 | その他 | Comments(0)

噂、情報など 7/24

各種の情報のなかから、僕にとって興味深いもの。

●マイケル・レッドがキャヴスと交渉したとき、CLE側の出席者はGM、コーチとエリック・スノウだった。
ということは、スノウの放出はまず無いということになる。
交渉の席でCLE側は、レッド入団後のチーム構想を説明したはず。
その構想の中にスノウが入っていないわけがない。
もっとも、別にスノウのトレードの噂があったわけではない。
ところでレッドは後にその話し合いについて、「レブロンとオーナーがいなかったのは残念だった」と語っている。
贅沢言うなよと言いたいところだが、まあ今となってはどうでもいい。

●ラリー・ヒューズについて、ウィザーズ関係者が漏らした事。
「ヒューズを失ったのは痛い。だが、2年もすりゃこう思ってるだろうね。あんな高額の契約結ばないで助かった、と」
まったく同感である。

●クワミ・ブラウン(LAL予定)は、コービーに辛らつな言葉を浴びせられるやいなや、また自分の殻にとじこもってしまうのではないか?
「そうなるだろう」
と、クワミのプレーを見てきたすべての人間が言っているそうだ。

●アントワン・ウォーカーは高額の契約を求めているため、いまだにどのチームからもオファーが無い。
ダニー・エインジ(BOS)も、ミッドレベル枠以上の額では再契約しない方針。

●パット・ライリーのコーチ復帰あり、という意見がリーグ関係者の間では有力。
ただし、来季の途中になる可能性もある。
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by SAKICHI_I | 2005-07-24 21:53 | NBA関連 | Comments(2)

7/23 NBA関連

b0054053_1127497.gif●トレード

SAC、MEM、UTA三者間。
正直誰がどこへ行くといった細々としたことよりも、ボビー・ジャクソンがキングスを出ることがショックで。
やっぱり間違いなくチームの顔の一つでしたな、この人は。
まあ体の方が問題なければMEMでも活躍することは間違いないわけで、あまり悲観することもないのだが。

●L・ブラウン解雇の件

ラリー・ブラウンがピストンズのコーチをやめた件は双方合意だったので、辞職でもなく、解雇でもなく、その言い方が難しい。
「退職」 だろうか。
ただし形の上では解雇で間違いない。
さてその件について、DETオーナーのビル・デヴィッドソンがTVのインタビューに答えた。

"There was too much Larry Brown and not enough Pistons. I wasn't happy with that. You've got to understand that whoever coaches the Pistons represents me. And I'm not going to give [the team and their fans] somebody that's not a good person."

はっきりとブラウンのことを、“NOT GOOD PERSON” と言っている。
オーナーとブラウンの間に確執はあったのだ。
その理由としてデヴィッドソンが語っている事は、世間を納得させ得るものではない。
「ピストンズではなく、ラリー・ブラウンばかりが目立った」
「誰であれ、チームをコーチする者は私の代理(でしかない)」
先日も書いたが、ピストンズをブラウンが指揮すれば、間違いなく強い。
その人物を 「自分がおもしろくないから辞めさせた」 というのは、チームの私物化以外のなにものでもない。
もちろん法的には私物であることは確かだろうが、その経営がファンや組織の要求に相反しているなら、必ず反発を招くだろう。
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by SAKICHI_I | 2005-07-23 11:28 | NBA関連 | Comments(0)

You've Come A Long Way, Baby

b0054053_1041183.jpg
“馬鹿アルバム” として名高い、Fatboy Slimの大ヒットアルバム。
だが馬鹿は馬鹿でも、とてつもない量の音楽的アイディアの詰まった馬鹿だ。

そんな事はともかく、元ブルズのジェイ・ウィリアムズが本格的にトレーニングとプレイを開始した。
ウィリアムズが交通事故で大怪我をしたのは、2年前のオフだった。
下半身がずたずたになり、プレイすることはもちろん歩くことさえ二度とできないのではないかと言われた。
それどころか、死んでもおかしくないほどの大事故だった。

ぼくはウィリアムズの大ファンというわけではないが、若干の思い入れがある。
この先彼が見事NBAプレイヤーとして返り咲くかどうかに関わらず、とりあえずここまで回復してよかった。

僕は2001年にCSのJスポーツに加入し、カレッジバスケを映像で(大した試合数ではないが)見始めた。
その時に一番目立っていたのが、デューク大学のジェイソン・ウィリアムスだった。
何しろこの選手、その3年間の大学在籍中ほとんどの期間で 「米カレッジ最高の選手」 の称号を得ていた。
僕が見ても、非常に分かりやすいスター選手だった。
小さい体で敵のディフェンスを切り裂き、コートのあらゆる場所から得点する。
今年、去年のドラフトで大学時の名声がウィリアムズを越える選手はいない。
2003年のカーメロ、ウェイドをはるかに上回るスターだった。

2002年、ドラフト2位でブルズに入団した。
学生の時期のことを少しでも知っていれば、プロ入り後も注目したくなるもの。
だが残念ながら、ドラフト2位らしい活躍をすることはできなかった。
9.5点、4.7アシスト。
大学時には外シュートに定評があったが、NBAではむしろ弱点と言われるくらい入らなかった。

1年目は大活躍できなかったが、2年目以降に期待していた。
だから、03年のオフに彼が再起不能に陥るかもしれない大事故を起こした時はショックだったし、残念だった。
それが、もうNBA復帰に手が届くところまで来た。
(そのあと一歩が簡単だとは思わないが……)
事故自体は彼の責任だが、ここまで回復したその努力に頭が下がる。
僕自身も素直に喜んでいる。

ジェイがNBAのスター選手となれば、このいきさつはスポーツの歴史に新たな伝説を付け加えるだろう。
実現すれば奇跡と言えるほど、可能性は小さい。
最後まで期待を捨てず見守りたい。
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by SAKICHI_I | 2005-07-23 10:06 | NBA関連 | Comments(4)

短かった懸賞生活

先日テレビのニュース番組で、「懸賞をものすごくよく当てる人」 を取材していた。
部屋の中にあるオーディオその他の家電製品はほとんどが懸賞で当てたもの、驚くことに車を2回、海外旅行も何回か当てたと言う。
インターネットで応募しているから、葉書代が一切かからないらしい。
なるほどと思った。
葉書で応募していた時代と違い、元手はいらないのだ。

僕は懸賞や宝くじの類はまったくと言っていいほどやったことがなかったのに、この話を聞いて俄然やる気になってしまった。
もちろん簡単に当たるとは思わないが、当たれば儲けもの、外れても損はしない。
楽天の 「懸賞市場」 に載っている懸賞にかたっぱしから応募してみた。

最初のうちは、1日200件ほど応募しただろうか。
締め切りの来たものは、抽選結果がどんどんメールで送られてくる。
応募を始めてから一週間ほど、今までのところ1件も当たっていない。

応募が少々面倒になってきたので、果たしてこれを続けることが有意義なのかどうか考えてみた。
応募に要する時間は、1件につき1分ほど。
応募自体は簡単だが、時々アンケートに答えなければならないものがあり、これが結構時間がかかる。
それから意外と時間をくうのが、抽選結果の確認。
どこの企業も、膨大な量の広告とともに送ってくるもんだから、探し出すのが一苦労なのである。

プレゼントの額は、1万円前後のものが多い。
応募人数は、各懸賞によってかなりのバラつきがあるが、ほとんどのものが1万人を越えている。
当選人数はたいてい1人。
となると、単純に考えれば1万回応募して1回当選することになる。
1ヶ月に1回当てようと思ったら、1ヶ月1万回、1日約330回応募しなければならない。
時間にして330分、5時間半。
時給にして60円。
まあ家のパソコンの前でごそごそ作業するだけなので他の仕事と単純に比較はできないが、もしこれが労働だとすれば安月給というよりは奴隷労働と言うべきであろう。

b0054053_3313889.gifというわけで、懸賞生活を始めてから1週間ほどで、すっかりやる気が無くなった。
世の中、うまい話は本当に転がっていない。
あるとすれば、毒入りだと思って間違いなかろう。
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by SAKICHI_I | 2005-07-22 03:32 | その他 | Comments(3)

2シーズンでファイナル7勝5敗のコーチが去る

b0054053_2294059.gifパット・ライリーがMIAのコーチに復帰するとすれば、「野暮」 だ。
ラリー・ブラウンがピストンズのHCを辞めることは、「不可解」 としか言いようがない。

ブラウンとピストンズGM、オーナーは現在、契約買い取り=辞任の細かい条件について交渉中。
そう遅くないうちに正式発表があると思われる。
この件については以前から注目していたので、記事が出るたびに目は通していた。
今日も、ESPNのトップページに見出しが出ている関連記事は、すべて読んでみた。
もちろん情報が掲載されているのはESPNだけではないが、少なくともそれらを読んだ限りでは、いまだに真相は分からない。
具体的には、ブラウンがDETのコーチを辞めたい理由、DET側がブラウンを辞めさせたい理由が分からない。

◆◆◆◆◆◆

まず、ピストンズの経営側。
2シーズンで2回ファイナル進出、1回優勝。
この成績を挙げたコーチを替えることは、常識では考えられない。
確かにブラウンは、健康上の問題がある。
だがブラウンに残ってほしいなら、健康が完全に回復するまで代行コーチをおくなどの方法があるはず。
何よりファンの反応が恐い。
チームが来季以降優勝できなければ、全ての非難はオーナーとGMに集中する。

ブラウンがCLE、NYKなどとの話し合いに応じるなど “浮気” が多いことについて、オーナーが業を煮やしていたという話もある。
ブラウンが並のコーチであれば、これが解雇の理由として通用するだろう。
しつこいようだが1回優勝、1回準優勝のコーチを辞めさせる理由としては充分ではない。

◆◆◆◆◆◆

次にブラウンの側。
プロのコーチであれば、何よりも勝利が最優先のはず。
その 「勝つ」 ということにおいて、今のピストンズ以上に条件の良いチームはほとんどない。
来季以降もしばらく、現有戦力は維持される。
彼の経歴からすると、もしかすると弱いチームを強くすることに喜びを見いだすのかも知れない。
だがそれが勝利よりも優先されるとなると、非常に変わった人物だとしか言いようがない。

僕としては、ブラウンがDETを辞める理由は一つしか考えられない。
今年の1月、ブラウンは新聞のインタビューに答えて次のように言った。
「ニックスのコーチをやることは夢だ」
後にブラウンはこれを全面否定した。
ニューヨークで育ったんだから、子供のころはNYKファンなのが当たり前だろ……と言った。
だが実際には、彼の中にしっかりとした形をもって生き続けている夢だったのだ。

ブラウンは終始、DETに残るつもりだと言い続けてきた。
しかしそれが事実なら、そもそもCLEやNYKの話を聞く必要はない。
ESPNでは、「辞職ではない」 というイメージづくりのために、あえて公の場では 「辞めたくない」 と言い続けている、と書かれている。

記事では、ブラウンがニックスのHCになることがもはや既成事実のようになっている。
問題は時期だけだと。
これについては、DET経営側がコーチ就任を1シーズン禁じるかどうかで変わってくる。

◆◆◆◆◆◆

さて最後に、この件に対する僕の感想だが……
この件に限らず、フランチャイズを馬鹿にするような行動はすべて嫌いだ。
デトロイトのファンの反応についてはよく知らないけれども、狐につままれたような気がするのではなかろうか。
間違いないのは、ピストンズをラリー・ブラウンが率いれば、ものすごく強い。
であれば、経営側はたとえブラウンに対し気に入らないことがあろうとも、もっと粘り強く説得すべきだった。
ブラウンは、5年の任期を途中で放り出すようなことをせず、健康の許す限りDETの指揮をすべきだった。
それが、地元のファンに対する誠実さというものだ。
任期が終われば、好きなようにすればよい。

噂が出た時から半信半疑だったが、それが現実になり驚いた。
まったくNBAは、次から次へと新たなドラマを生み出してくれるものだ。
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by SAKICHI_I | 2005-07-19 21:50 | NBA関連 | Comments(4)

見た

b0054053_0452853.jpg

STAR WARS Episode III - Revenge of the Sith

シリーズ第1作、エピソード4の次に良い。
とにかく映像がよくできている。
映像のすごさという点では今まで僕の観てきた映画のなかでは 『ロード・オブ・ザ・リング』 が最高だったが、 『エピソード3』 もそれに匹敵する。
コンピュータ・グラフィックの進歩の波に完全には乗り切れず、他の映画に少々遅れをとった感のあったスターウォーズ・シリーズだったが、最終作にしてまた映像技術の第一線に躍り出た。
文句をつけるとすれば、この映画の中でも最もすごいあの場面、あれは映画の構成上あの時間帯でよかったのかという疑問は残る。

アナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーへと変貌するに至った過程、少々冗長ではあるがそれがこの映画のテーマなのだから仕方なし。
そこそこ納得できる過程にはなっている。

全体的にシリーズ中で最もシリアスで、暗い。
他の作品では戦闘シーンでも生身の人間を感じさせない、ゲーム感覚にあふれる映像だった。
エピソード3では画面に現れるのが全て架空の物体・人物であるにもかかわらず、どこかベトナム戦争や第二次大戦の映画に通じるようなリアルさがある。
というか、明らかにアメリカ海兵隊をモデルにしたような軍隊も出てくる。
映画自体のテーマがアナキンの暗黒面への転落という重いテーマであるため、戦闘シーンもそれに合ったものにしたと思われる。

キャストは悪くはないが特に良くもない。
ヨーダは相変わらずいい。
アナキンはあまり陰がなく、暗黒面に陥る青年のようには見えない。
オビ・ワンは運動神経の悪いジャック・バウアーのようだ。

前から思っていたのだが、宇宙で最強の戦士であるジェダイ/シスの騎士の戦いが、最終的にはライト・セイバーによる斬り合いに集約されるのはどうなのかと。
私らチャンバラは見飽きてるせいもあって、どーも迫力が感じられないのよね……。

エピソード1・2はスターウォーズ・シリーズにふさわしい傑作ではなかった。
だがそれも、『3』 に至る壮大な長編の前編・中編だったと思えば納得もできよう。

映画史上最大のシリーズの製作が終了した。
できれば、前言を撤回してでもよいから、エピソード7以降を作ってもらいたい。
ルーカスが監督をやる必要はない。
エピソード3を誉めた後でなんだけれども、ジョージ・ルーカスがプロデューサーとしてはともかく監督として現代最高の人物でないことは明白である。
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by SAKICHI_I | 2005-07-19 00:50 | その他 | Comments(0)