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白石さんはおもしろいが、アンタはおもしろくない。

久々に、他人のブログに文句をつけてみる。

余談から。
本来ブログをあまり批判の対象にすべきではないと思う。
少々大仰な話になるが、weblogというものは、発信することが人類史上最も簡単なメディアである(マスメディアではない)。
とてつもない数の人が参加しているから、内容の未熟なもの、文章のつたないものもそれに比例して多い。
要は、ブログを批判の対象にすると切りがない。
だがある程度人気のあるもの、知名度の高いものについては、それに応じて公共性が発生し、同時に批判される 「義務」 も発生すると考えてよかろうと思う。

さて、生協の白石さんである。
白石さんは、おもしろい。
当然おもしろい。
一体どこが面白いのか、考えてみた。
白石さんの本に掲載されているのは、ほとんどが馬鹿馬鹿しい質問だ。
僕は本を持ってないので断言はできないが、多分そうだと思う。
普通の質問に対しては、白石さんも普通の回答しかしようがない。
そういう、本来切り捨てるべき馬鹿馬鹿しい質問に対し、大真面目に、親身になって答えること自体がものすごく風変わりで、おもしろいことなのではないかと思う。

ところが白石さんはおもしろいが、それを紹介しているブログはおもしろくない。
がんばれ、生協の白石さん!
僕はこのブログを見つけた時、「白石さん」 てこの程度だったか、と思った。
だが掲載されているのは正真正銘、東京農工大生協の白石さんに対する質問と回答のようである。
同じものを読んでも、なぜこっちはおもしろくないのか。

1)文字の修飾が多すぎる。
これが第一にまずい点。
字を赤くしたり、青くしたり、太くしたり、大きくしたり、とにかく修飾が多い。
ここで笑えと思う箇所の文字を、管理人の勝手な判断で大きくしている。
これはすでに、「白石さん」 ではない。
「ひとことカード」 での生真面目な、ある意味無表情で淡々と語るのが白石さんだ。
あの口調で語るからこそおもしろい。
要するに受けようとする白石さんなんぞ、白石さんではない。

2)管理人の文章が多すぎる。
このブログ、白石問答を紹介するブログでありながら、管理人の私的ブログでもある。
文章の半分以上は、管理人の個人的感想や体験談だ。
内容もあまりおもしろくないのだが、それはいいとして、そもそも白石問答以外の文章がそこまで多いこと自体が間違っている。
余計なものはいらないのだ。
ならなぜ書くか? 答は簡単だ。
「白石さんがおもしろいだけじゃない。俺が紹介する白石さんだからこそおもしろい」
と読者に思ってほしいのである。
俺が俺が意識まるだしであのブログをやっているからだめなのだ。
自己顕示欲が旺盛なこと自体は、問題ない。
僕自身もそうだが、多かれ少なかれ自己顕示欲がなければ、自分の日記を公開するというようなあほな事はやらない。
問題はそれを、白石さんを紹介するブログで満足させようとした事にある。
たとえば料理なら、素材が良ければそれを最大限に味わうための、最小限の味付けにとどめるべきだ。
不味いソースをかけてはいけない。
彼が自分の文章力とユーモアを他人に認めて欲しいなら、他のブログなりサイトなりでやるべきだった。

さてそういうわけで、僕は白石さんが好きだが、あのブログをあまり読んでない。
単なる文字の羅列にしてくれるだけでいいのだが、多分そういうことはあるまい。
この記事は一応トラックバックをしておいた。
相当な数のTBがあるから、向こうの管理人がこれを目にすることはまずないだろう。
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by SAKICHI_I | 2006-02-22 18:24 | その他 | Comments(0)

NBAがプレーオフのシード順の変更を検討中

ESPNの記事

現行の制度では、各カンファレンスの3つのディビジョン覇者が勝率の順に第1~3シードになる。
第4シード以下は、その3チームを除いて勝率順。
従って同ディビジョンにカンファレンスの最高勝率トップ2チームがいると、上から1・4シードとなる。
この場合、地区のトップ2がカンファレンスファイナルではなくセミファイナルで当たるという、あまり好ましくない事態が起こる。
そこでリーグが変更を検討しているわけだ。
なぜ今なのかというと、まさに今、西カンファレンスのサウスウエスト・ディビジョンの2チーム:マヴス、スパーズが地区の1・2位に位置しているからだ。

リーグが心配するのはもっともではある。
数年前、西カンファレンス決勝が「事実上の決勝」で、NBAファイナルは余興のようになっていたことがあった。
あれは興ざめだ。
強いチームはそれにふさわしい場で闘うことが望ましい。

だが僕が思うに、今さらあわててフォーマットの変更を検討するのは間抜けだ。
こんな事は、昨シーズン制度を改定した時に当然予想すべきだった。
ESPN Insiderで記者が書いていたのを見てなるほどと思った。
現行フォーマットで、同ディビジョンから勝率の1・2位が出る確率は4/14で28.6%。
東西カンファレンスのどちらかがそうなる確率は57%。
実は異常事態でも何でもないのである。

さらに僕が思うに、こうこう事が起きる原因は、リーグが「各ディビジョンの代表を勝率に関係なく優先する」ことと「強いチームを優先する」という、二つの矛盾した原則を同時に適用しようとしていることにある。

アメリカのメジャースポーツのプレーオフは、各地域の代表が必ず参加できる仕組みになっている。
ある地域がどれほど弱くても、「死んだ地域」にしないためだろう。
NBA事務局はこれについて、「ディビジョンタイトルという目標を無くすことはしない」と言っている。
これはこれで一つの考え方だ。

僕が計算したところでは、正直全然自信はないが、NBAの1ディビジョン5チーム全部が勝率9位以下になる可能性は0.3%。
勝率では8位以内ではないのに、ディビジョントップであることによりプレーオフに出る可能性は、ほとんど無い。
従ってたいていの場合、プレーオフ下位シードを争うチームにとっての目標は勝率8位であって、ディビジョンタイトルは関係がない。

さらに、ファンにとってはどうか。
例えばロケッツのファンが、今季はうちのチームはプレーオフは厳しいからマヴスを応援しとくか、という気持ちになるだろうか。
まずそういう事はない、と僕は思う。
となれば、どうせテレビで見るのだから、強いチーム同士の闘いが見たいのではなかろうか。

というわけで僕はあまりディビジョン覇者を優遇する必要はないかと思う。
……が、長々書いてきたけれども、こうすべきだ、といった明確な考えは正直なところ僕には特にない。
もともとは、アメリカの各地域のファンの心情を考慮して作られた制度だと思う。
いまプレーオフ制度についてアメリカのNBAファンがどう思っているか、太平洋の向こう側のことを考えてもどうせ正確には分からない。
今思うのは、制度を変える時にはあらゆる場合を想定すべきだ、ということ。
簡単な計算により予想できるものについてはなおさらである。
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by SAKICHI_I | 2006-02-21 17:43 | NBA関連 | Comments(0)

NBAオールスター観戦

僕は去年書いたように、オールスター・ゲームに対して大きな期待はしていない。
だが今年も一応見た。

●本戦

ここ数年のうちでも、けっこう面白かった方ではなかろうか。
ピストンズ+ピアースが西オールスターと渡り合った(むしろ押していた)のにはワロタ。
ああいうのを見ると、米代表が世界大会でなかなか勝てない理由も分かるというものだ。
前半のグダグダさは相変わらず……だが、例年に増してミスが多いような気がした。
アリウープは、パスの位置さえ正確なら失敗しようがないんだがな。
ディフェンスしてないんだから。
ノーマークダンクの失敗も多すぎ。
あれをもう少し減らさないと、試合としての見栄えが悪い。

●スラムダンク・コンテスト

決勝でNYKのネイト・ロビンソンがスパッド・ウェッブを越え、PHIのイグドラがバックボードに当てたボールを叩き込んで同点。
延長戦でネイトは十数回失敗した末レッグスルー・パス(?)からボードに当ててダンク。
ネイトが勝った。
この判定には賛否両論あるようだ。
僕が思うに、延々と失敗しても観客からあきれられなかった時点でネイトの勝ちかなと。
ブーイングが起きれば、審査員も高得点は出せなかっただろう。

今さらではあるが、レブロン・ジェームスの不出場について。
あれだけの運動能力と才能を持った選手にとって、ダンコン参加は義務だと言いたい。
プロスポーツってのは単に勝つだけじゃなく、観客が望むものを見せて成り立つ商売だからね。
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by SAKICHI_I | 2006-02-21 16:12 | NBA関連 | Comments(0)

極寒は去り、最も忌まわしき季節がやって来る

日本にすさまじい寒さと、とてつもない量の雪とをもたらした冬が、ようやく去ろうとしている。
そうしたら今度は始まる。花粉の猛攻が。
偶然ではない。寒くなくなったから、花粉が舞うのだ。
つまり冬から春にかけて、快適な時季がないように気候的システムができあがっている。
こうしてみると、今の日本には誰もが満足できる快適な季節がほとんど無い。

例えば東京では一年のサイクルは以下のようになる。
昨年の猛暑、今年の冬など、悪い場合を想定している。

 1月 耐えられない寒さ
 2月 極寒 時々小春日和
 3月 花粉
 4月 花粉
 5月 花粉
 6月 梅雨
 7月 前半梅雨 後半猛暑
 8月 灼熱地獄
 9月 残暑の刑
10月 心地よい季節 ただし雨が多い場合あり
11月 前半心地よい季節 後半やや寒い
12月 我慢できる程度の寒さ

これは、住みやすい地域の一つとされる“瀬戸内海気候”の広島でも、ほとんど変わりがない。
この一年のサイクルの中で、もっとも肉体的に苦痛で、かつ精神的に不愉快なのはどう考えても

3月 花粉 ←
4月 花粉 ←
5月 花粉 ←

である。
他の現象は、これはすべて自然現象だ。
いかに夏満員電車に乗り、冬寒風の中スーパーに行くことが苦痛であろうとも、太古の昔からそういう気候の上に日本人の生活が成り立っているのだから仕方がない。
こういう気候でなくなると、農作物が育たないなど生産と生活に悪影響を及ぼす。
それより何より、万が一変えようと思ったとしても太陽と大空を相手に人間は何もすることができない。

ところが花粉だけは、人災だ。
個々の木が花粉を発生させること自体は自然現象。
しかしペットを100匹集めて悪臭が発生したら人の罪であるのと同様、花粉症も完全に人災である。
だから花粉症に苦しんでいる時の精神的苦痛は、はなはだ耐え難い。
他の季節のように、「この時季はこういうもの」 ではすまされん。

それにしても、政府と地方自治体はいったい何をしているのか……?
少しは対策らしき事をしているのだろうか。
僕は素朴に思う。
杉を全部切れ。と。
いま杉材は二束三文だ。安い。
大量に伐採しても困る林業者はそれほどいないはずだ。
遠慮はいらん、全部切れ。
花粉症のために、いったいどれだけ国民の生産活動がにぶると思っているのか。
朝から晩まで目に激痛を感じながら、それでも真面目に働くて日本人ぐらいだぞ。
暴動起こしてても不思議じゃねえ。
死人が出なければいいのか?ああ?
役人のボケども、巨大な市場となった花粉症対策が無くなると困る医者と製薬会社と結託してんじゃねえのか。
人の苦しみを糧に儲ける奴らなんぞ、路頭に迷え。

まだまだ寒いというのに、すでに目がかゆい。
記録的な大量の花粉が舞ったという去年より、症状が出る時期が早い。
これで本格的に暖かくなってきたら、とてつもない惨状になると思われる。
これから3ヶ月。
考えるだけで、身の毛がよだつ。
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by SAKICHI_I | 2006-02-19 18:01 | その他 | Comments(0)

ミリシッチ、DETにドラフト指名権を残して去る

2003年のドラフト前に、NBAスカウト達がこの選手を即戦力としてではなく、その将来性の方を高く評価したのは間違いない。
今気になるのはその将来の開花が、どの程度の未来だと想定したのか、ということ。
現行の制度ではドラフト1巡目で獲得した選手を、たとえ選手が嫌がっても4シーズンチームに残留させることができる。
(ミリシッチの入団当時はCBA改定前なので、5シーズン)
従って4or5シーズンのうちにチームに貢献できる選手にならなければ、ドラフトで指名する意味がない。
僕が思うにスターになる選手というのは、たとえ若手の時にチームの層が厚く出番が少なくても、その短い出場時間の中で光るものを見せるものだ。
ミリシッチは現在プロ入り3年目。
いまだ開花のきざしは無い。
ということは、NBA史上のみならずプロスポーツにおいて特に珍しいことではないけれども、ミリシッチの評価についてはスカウト達のほとんどが誤った、としか考えられない。

記憶がさだかではないが、確かあのドラフトの1年ぐらい前にはすでに、ヨーロッパにものすごいスター候補がいる、ということは情報として流れていた。
同年のドラフトで、1年どころか数年前からドラ1が確定していた怪物がいたから、ミリシッチ1位の可能性は無かった。
逆に言えばそういう選手がいなかったら、ミリシッチ1位も充分にあり得る話であった。
ドラフト直前には、カーメロ・アンソニーとミリシッチのどちらが2位だろうと議論になった。
メロの場合、直前のNCAAトーナメントで大いに評価を高めた。
ドラフト上位が早くから確定していたのは、ミリシッチの方だった。

ミリシッチ指名について、ピストンズGMのジョー・デュマースを非難する声はあまり聞かない。
僕も非難はできないと思う。
・ミリシッチを指名せず、彼が他チームで大活躍した時
・ミリシッチを指名したが、まったく活躍しなかった時(現状)
比べれば、前者の方が圧倒的に後悔が大きいだろうと思う。

NBAスカウトに一時期評価されたために数奇な運命をたどることになったこの青年。
まだ若干二十歳である。
少なくともその若さだけを考えれば、これから彼が大いに伸びてドラ2にふさわしいスターになったとしても、それほど不思議ではない。
何しろ現在のNBA選手の多くがまだ大学に在籍していた年齢である。
僕は個人的には、特に期待もしていないし見切りをつけてもいない。
しかしこれからどうなるのか、興味深いことは間違いない。
クワミ・ブラウンがどうあがいても二流の域を出ないことがはっきりしつつある今、ピエロ筆頭の座にあるのはダーコ・ミリシッチである。
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by SAKICHI_I | 2006-02-17 03:23 | NBA関連 | Comments(0)

ラドマノビッチ→LAC、ウィルコックス→SEA

The Seattle SuperSonics traded Vladimir Radmanovic to the Los Angeles Clippers for Chris Wilcox.

●スーパーソニックス

ラドマノビッチは、昨年のオフからSEAと契約を延長する意志がなかった。
今季は活躍していないが、本人のやる気とチームの使い方によってはいい働きをする選手だと思う。
だが彼の契約は今季限りだし、活躍し始めるのを待つ時間はソニックスには無かった。
最近スターターで使われることもあったが、結果は出なかった。
だから、トレードというのは充分考えられる話だった。
ただ手をこまねいているよりはいいと思う。

しかし、代わりにやって来るウィルコックスという選手も、チームを激変させる選手ではない。
数年前からソニックスにたむろしている、6-10ぐらいの得点力の足りないインサイドプレイヤーを一人増やすだけのことだ。
従って、今後劇的なトレードがあれば別として、そうでなければ今季のソニックスの惨状は変わらない。
ただ、ウィルコックスはブランドという不動のPFのいないチームで初めてプレーすることになる。
SEAが彼に期待するとすれば、その一点しかない。

●クリッパーズ

ウィルコックスが去ることにより、PF、Cの控えは力がガタ落ちになってしまう。
正直なところLACの状況については詳しく知らないのだが、レブラチャ復帰の見通しがついたか、あるいは今後も選手獲得に動くことを前提としてのことか。
その点に不安があるものの、LACのオフェンスは一層華やかになる。
怪我で長い間欠場しているコーリー・マゲッティも、そろそろ練習を始めるらしい。
ラドマノビッチのようなシューターは裏表がはっきり出るというか、チームの状況によって活躍するしないが明確に分かれると思うが、賭ける価値はある。
マゲッティが復帰すれば、LACはプレーオフで要注意のチームになる。
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by SAKICHI_I | 2006-02-16 04:18 | NBA関連 | Comments(0)

NBA.comがPodcast配信

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Appleの映像・音声配信システムであるPodcastで、NBA.comがニュース映像などの配信を始めていた。
僕は先日、Podcast番組をブラウジングしていてたまたま気がついた。
“Podcasting” を知らない人のための説明を書こうとも思ったが、iTunesをダウンロードして……といった感じで一から始めると恐ろしく長くなるので、やめた。
ネット接続しているパソコンさえあれば誰でも、無料で利用できる。
興味がある人は自分で調べたらよかろう(と開き直って突き放す( ^m^)プププ

さて、番組の内容である。
2月9日分の 「NBA TV Daily」 をダウンロードしてみる。
25分ほどかかった。かなり重い。
早速見てみる。
タイトル通り、その日のNBAの試合のダイジェストである。
1試合あたり数分間流れるだろうか。
けっこうしっかりしたダイジェストだ。
多分だが、アメリカのNBA TVで放映している番組をそのまま配信しているのではないかと思う。
この日12試合がおこなわれており、試合数としてはかなり多かった。
番組の長さはトータルで、約30分にもなった。

映像の画質は低レベル。
一応パソコンの “フル画面” で見ることもできるが、これをやると映像がほとんどモザイク状になってしまう。
もともとiPodの小さい画面で見るために作られているからだろう。
それと、もし高解像度の映像だったら、ダウンロード時間がとてつもなく長くなる。

画質以外の問題点としては、番組の配信が遅いこと。
今日の時点で、最も新しいダイジェストが2月9日。
あまり速報性がない。
恐らくこれは、本家NBA TVを有料で試聴している人に配慮したのではないかと思う。

さて、ここまで書いてきたのに何であるが、僕は個人的にはこのPodcastを利用することはあまりないと思う。
うちでは現在CSのスポーツi-ESPNを見られるから、スポーツセンターUSAでNBA試合のダイジェストを見ることができる。
そのことと、NBA.comのPodcastは先に書いたように遅く、重いことを考えると、これを利用するメリットがあまり無い。

しかしまったく利用することが無いかというと、そうでもなさそうだ。
番組一覧をざっと見たところ、シェリル・ミラーのレブロンへのインタビューとか、各試合のハーフタイム・ショーなど独自の番組がある。
(もっともタイトルを見ただけでは、どのハーフタイム・ショーが面白そうなのか分からない)
僕が期待するのは、日本で放映がないイベントの映像配信。
具体的には、オールスター・サタデイなど。

僕も未来永劫スポーツi-ESPNを契約するわけではないし、この先NBA.comのPodcastを多用することになるかもしれない。
ソフト・ハード両面の進歩により、より使いやすいものになっていけばいいと思う。
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by SAKICHI_I | 2006-02-14 03:05 | NBA関連 | Comments(3)

安藤裕子はユーミンの再来か

良いミュージシャンであることの条件として、当たり前の話ではあるが、駄作が少ない、ということがある。
日本のミュージシャンはアルバムを通して聞くと、割と曲の出来にバラつきのあることが多い。
これは、日本と欧米の音楽業界で、アルバムというものの位置づけが異なることが起因している。

日本のレコード会社は、まず 「曲」 を作らせる。
何曲か発売し、ある程度知名度が上がってきて、アルバムを出しても採算がとれると判断すれば、アルバムを作らせる。
もしシングルが売れていれば、それがアルバムの最大のプロモーションとなる。
つまり、アルバムのとらえ方としては 「シングル曲+α」。
客の方も、あややのGOOD BYE 夏男が入っているアルバムはどれか?という目線でCDを探す。
従って、たとえシングルで良い曲を作っているミュージシャンでも、アルバムを“しょせんシングル集その他”ととらえて気合いが入っていない場合、あるいはアルバムを満たすだけの良い曲を作る力量がない場合、アルバムは 「少しマシなシングル曲+駄作集」 となる。
ただし、アルバムをいきなり出しても売れることが保証されている大物ミュージシャンについては、この限りではない。

欧米のミュージシャンは――少なくとも、僕にとってなじみのある英米では――アルバム制作が音楽活動の基本になっている。
アルバムをまず作り、そこからシングルカットという形で、まさに切り取るように1曲・2曲とシングルが発売される。
このことは、アルバムの質の向上のために二つの意義がある。
一つは、ニューアルバム発売当初はヒットシングルというプロモーション材料がないため、良いアルバムでなければ売れないこと。
もう一つは、最初からアルバム全体を視野に入れて制作するため、単なるバラバラの曲の寄せ集めではなく、いわゆる 「トータルアルバム」 として一つのまとまった作品として作ることができること。
一曲一曲のアルバム全体の中での位置づけを明確にしたり、あるいは極端な話、40分の長大な一曲だけでアルバムを作るという芸当もできるわけだ。

b0054053_23273747.jpgさて、安藤裕子である。
えらく前置きが長くなった。
要は何が言いたいのかというと、日本人のアルバムで駄作が少ない時、非常に優れたミュージシャンである可能性が高い、ということ。
先日、安藤裕子の1st Album 『Middle Tempo Magic』 を聴いた。
音楽的に特に新しいものはなく、いわばボーカルとメロディだけで聴かせるこのアルバム。
けっこういいよこれは。
今の時点で別にもう一度聴かなくてもいいと思った曲は、アルバム中で1曲しかない。
記事のタイトルでユーミンの再来か、と書いた理由はそれだ。
アルバム全体を埋めるだけのメロディを作り出す才能。

ボーカルは多少湿り気(≒色気)が足りないが、悪くないと思う。

ただし、安藤さんがいわゆる天才かどうかは分からない。
この人はけっこう遅咲きで、確かもう30歳近い。
もしかすると生涯に書きためた曲を、1st Albumで出し尽くしたのかもしれない。
荒井由美はすでに20歳前にデビューしていた。

ユーミンのもう一つの巨大な才能、あの魔術のように人を共感させる詞については、そのメロディセンスを越えることよりもはるかに困難だろう。
僕のように普段歌詞がまったく耳に入らない者でさえ、ユーミンの歌の歌詞にときどきハッとする。

いずれにせよ、安藤裕子である。
実はすでに2nd Albumが出ている。
1stを聴いている場合ではない。
2ndも、雑誌などでは評判が良い。
彼女が真のメロディメイカーであることを期待している。
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by SAKICHI_I | 2006-02-11 23:28 | その他 | Comments(2)

トリノ

数ヶ月前から、NBAの観戦と情報集めに割く時間が少なくなった。
ここ数年ほとんど唯一の趣味になっていたNBAに関してさえそうなのだから、他の情報が入り込む余地がない。
従って、もうじき冬季オリンピックが開催されるらしい……ということは知っているが、具体的に何が見どころなのかはよく分からない。
とはいえ、スポーツニュースや職場で流れているラジオで繰り返しとりあげる代表的なことがらは、無意識のうちにも耳に入ってくる。

オリンピックはサッカーW杯と並んで世界最大のスポーツイベントであると同時に、見慣れないスポーツの 「蔵出し」 の場であるという印象がある。
正月番組のようなものだ。
正月はお笑い番組が多すぎるため人手が足りず、人気タレントばかり集めることができない。
名もない新人やとうの昔に忘れられたような芸人が出てきて、「まだ生きていたのか」 という感慨を視聴者に与えたりする。
最近の正月番組は必ずしもそうではなく、同じ人が何回も何十回も出ているようだが、以前は 「蔵出し」 の面が強かった。
オリンピックでも、この場でなければまず見ることのないスポーツが大量にTVで放映されるという、4年に一度の現象が現れる。

マイナースポーツを馬鹿にしているわけではない。
事実 「蔵出し」 なのだから仕方がないのである。

だからこそ、4年に一度しか画面に現れないスポーツがあるからこそ、できるだけ見ておきたいという気持ちはある。
何しろ今回見ないと、8年間は確実に見ないということになる。
以下、僕が今回の冬季五輪に関し個人的に注目していること。

●女子フィギュアスケート
荒川静香選手を応援。
一番女っぽいから。

●雪上競争
ちょっとTVで見たのだが、五人ぐらいで一緒に走る競技があるらしい。
スキー競技は一人で走ってタイムを計るばかりで、競争がないのがつまらんと思っていた。

●滑降
スキーのDownhill。
細かく並んだ旗の間をぬう 「回転」 も技術的にはすごいのかもしれないが、素人の僕にはよくわからん。
それよりも、最初から最後まで猛スピードで駆け抜ける滑降だ。
トップスピードから、ガガガガと大量の雪を削りながら曲がる様子は壮観。

●アイスホッケー
「ドリームチーム」 結成とかなんとか、そういう言葉さえ聞かなくなった。
アイスホッケーはバスケットとは対照的に、プロ軍団の集結によって人気を世界的なものにすることに失敗した。
とはいえ、冬季五輪で見ていて最もおもしろいスポーツの一つであることに変わりはない。

●今井メロ
よく知らないが、何か雪上でやる競技の選手。
金メダルの有力候補らしい。
それはいいとして、先日壮行会かなんかで、自作のラップをやっていた。
その下手さたるや、nobody knowsも裸足で逃げ出すほどだった。
TVではほんの数秒しか映らなかったのだが、週刊誌で読んだところその自作のラップは4番ぐらいまで歌詞があり、それを全部やったらしい。
それがまた
♪ 1234ズンズンズン
といった感じで、とてつもなく寒いのである(気温のことではない)。
あの壮行会の場にいた人々、苦笑い以外することがなかったろうと心中を察する。
確かまだ高校生で、若いから仕方ないのかもしれないが、人前に出すべき物かどうかを客観的に判断することができていないという点で、選手としての将来性に疑念をもつ。
彼女がもし金をとるようなことがあれば、メダリストの歌として再びあれが電波に乗ることがあるかもしれない。
不安だ。
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by SAKICHI_I | 2006-02-08 03:05 | その他 | Comments(4)

思い出したハゲ

CSのJ-SPORTSで、1993年のNBAファイナルを放送している。
シカゴ・ブルズ対フェニックス・サンズ第6戦。
僕はこのシリーズには多少の思い入れがある。

……といってもファイナル当時のことではない。
僕がNBAを見始めた頃だから、1995年か6年あたりか、たまたま知人に以前からNBAを見ている人がいた。
その人にこのシリーズ、CHI-PHOファイナルのNHK-BS放送を完全収録したビデオをもらったのである。
僕はその当時スカパーはもちろんのことBSさえ見られる状況になかったので、このプレゼントに狂喜した。
すぐに全試合を観戦したのはもちろん、その後も毎晩少しずつ、全試合を繰り返し繰り返し見たのだった。
数年の間、そういう数少ないNBAのビデオを見ながらビールを飲むのが毎日の楽しみだった。
(むなしい生活だ)
いずれにせよ、CHI-PHOファイナルはビデオがすり切れるほど観た。

残念ながら最も印象に残っているのは、ジョーダンの神業でもなければ、バークリーの奮闘でもない。
不快な、嫌な意味での強い印象が僕の思い出を覆っている。
結城とかいうオッサンの解説である。

古今東西、僕が主に見聞きしているNBA・野球の放送に限らずあらゆる解説者のなかで、このハゲオヤジほど聞いていて不愉快な解説はない。
根性の悪さが、発する一語一語から激しく臭う。
態度がでかい。
なぜか上から見下ろした物の言い方をする。
現役時代はけっこういい選手だったとは聞いた。
だがNBAファイナルを前にして、お前ごときが偉そうに物を言う資格はどこにも無い。

僕はビデオを観ながら何回も、
「うるせえんだボケ!」「黙れハゲ!」
と叫んだ。
何回も見てハゲが何を言うのか知っているのに、それでも言わずにはおられない。
最高の試合を、最悪の雑音によって邪魔された。
時々奥野さんの解説を嫌う人もいるようだが、ハゲに比べれば不愉快のうちに入らない。

J-SPORTSで久々に見たこのファイナル、やはり面白いし興味深い。
ダニー・エインジは選手としてはやはり非常に役立つ選手だった。
リチャード・デュマスは素晴らしいルーキーだった。
今は昔である。
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by SAKICHI_I | 2006-02-02 23:57 | NBA関連 | Comments(4)