<   2008年 05月 ( 10 )   > この月の画像一覧

司法にとって「精神鑑定」とは何

大仰なタイトルだが、大したことが書けるわけではない。

渋谷・妹バラバラ「殺人」懲役7年 多重人格で死体損壊は無罪 心神喪失を認定

妹を殺してバラバラにした彼は、「死体損壊」についてのみは無罪となった。「死体損壊時には心神喪失状態だった」とする精神鑑定結果を、裁判所が重視した。「責任能力がなかった」ということである。
殺人の方は有罪となったので、「無罪放免」という印象は無い。それにしても、精神鑑定結果によって罪が問われないという事があり得るというのは意外だし、少々ショッキングだ。
無罪になることはほとんどなくても、我々は重罪裁判で弁護団が「責任能力なし」を盾に被告を救おうとしているのをしょっちゅう目にする。実際に減刑になることもある。
このことについて、以下、司法・裁判の一素人が発する疑問である。
何が差別的表現になるのかよく知らないので、自分にとって分かりやすい言葉を使っている。
※いくつかの法律用語についてはWikipediaを参照

1.なぜ心神異常が無罪・減刑の理由になるか

「心神喪失」状態であったことを認められると、罪に問うことができない。その軽度の状態である「心神耗弱」であれば、責任を軽減される。※最終的な判断は鑑定医ではなく、裁判官がおこなう
そもそもこれが、わからん。異常と鑑定されたからといって、もたらした被害が変わるわけではない。
もし心神喪失の人間を罪に問うことができないなら、その状態に陥ったこと自体が犯罪ではないのか?

2.罪を軽減することは、鑑定結果と矛盾するのではないのか

百歩譲って、罪を軽減することまでは認めるとしよう。
それではそういう人間、精神医が「異常」と認めた人間を世の中に早く出してしまうことは、罪ではないのか。
単純に考えてみる。残忍な犯行をおこなった人間がいた。医者に診せたら、「頭がおかしくなっている」と言った。
むしろ「普通の」犯罪者よりも、危険ではないのか。
彼の罪を問うことができないなら、刑務所に行く必要はない。病院で治療をすべきだ。そして将来にわたって同じような状態に陥る可能性はない、と証明されるまで、拘束すべきである。

3.誰の責任なのか

本人の責任ではないなら、誰の責任なのか。
渋谷の事件の判決では、被告は「別人格に支配され心神喪失状態だった」とした。「別人格」とは、誰だ。別人か。そうではあるまい。それなら、その「別人」が起訴されるはずだ。「別人格」であるだけで、何のことはない。本人なのだ。
悪魔が憑依したのなら、話は別だ。悪魔を人間の法制度のもとで裁判にかけることはできまい。ただしその場合、エクソシストか祈祷師かなんかの鑑定書が必要になるだろう。

原因があり、結果がある。犯罪があり、責任者がある。無いことは、あり得ない。
人間が心神喪失状態になるには、原因がある。裁判所はその責任を、社会、被告の家族と周囲の人間にばくぜんと押しつけて、責任の所在を明確にしないのか。
これこそが、本当の意味での無責任ではないのか。

納得のいかない話である。
[PR]
by sakichi_i | 2008-05-30 19:17 | その他 | Comments(2)

四強メモ

応援するところが無い。

●サンアントニオ
シャックがLALで大暴れしていた時にはその刺客として期待したが、それ以外では応援したことがない。チームカラーから何から、基本的に好きじゃない。ダンカンが嫌いというより、ダンカンが君臨しているNBAというものが、素人としてはあまり好きじゃない。

●LAレイカーズ
NBAを見始めてからほぼ一貫して、最も嫌いなチーム。そこに所属するだけで特権的地位と人気を得るようなチームは、NBAに限らずすべて嫌いだ。
西の決勝は嫌いなチーム同士の闘いになり困ったことになったと思ったが、今日試合が始まってみると、一瞬にしてアンチLAL精神が脳を支配した。この脳にとってみると、今日の試合は最も虫ずが走るような展開になったらしい。気分が悪いので、スポーツセンターも何も一切見ない。

●デトロイト
好きでも嫌いでもない。いやむしろ好きな方だった。だがこのチームを応援しているブログに鼻に付くのがあるんで、勝ったら勝ったでおもしろくない。

●ボストン
ピアース、ガーネットは以前から好きな選手だった。キャブスはセルティックスに倒されたが汚いことをされたという印象はなく、恨みはない。だがピアースなどはいいのだが、ロンドやハウスらが画面に映るとどーも腹が立つ。スターにやられたのよりむしろ、脇役にやられたシーンが非常に悪い印象として残っている。
しかしセルティックスがこの後圧倒的な強さを見せて優勝すれば、キャブスの株が上がる。真の強さは1位:BOS、2位:CLE、3位:ATLだった。なんてことを豪語することもできよう。
従って、セルティックスが以後全勝して優勝することを願う。
[PR]
by SAKICHI_I | 2008-05-23 00:14 | NBA関連 | Comments(18)

Boston 97, Cleveland 92 Celtics win series 4-3

お疲れさまでした。
不思議なもので、ファイナルに出た去年よりも満足度が高い。今季は「現チームでやれることはやってくれた」という印象がある。欲を言えば、今日の試合のようなLBJのスーパースター・パフォーマンスをアウェイでもう1試合やってほしかった。
ベン・ウォレスなどが加入したあのトレードが成功か失敗か、今に至っても微妙だ。結果だけ見れば、去年より2ラウンド早く敗退したのだからトレードは失敗、ということになる。
しかし僕は今年のチームの方が好きだし、強いと思う。今のチームには「何をやっとんじゃお前は」と思わせるようなプレイをし続ける選手がいない。あの選手がいないということは、これほどストレスがないのか、とあらためて思う。
ヒュー(略
まあ出て行った選手をしつこく叩くのはやめておこう。

惜しいシリーズだった。
むなしい事と知りつつも、このシリーズでの両チームの得点を合計してみる。
CLE596-BOS588とキャブスが上回っていた。
だから何というほどの事ではないが、力が均衡していたと言える理由の一つにはなろう。
[PR]
by sakichi_i | 2008-05-19 21:27 | NBA関連 | Comments(4)

Cleveland 74, Boston 69

珍しい事になったものだ。カンファレンス・ファイナル4カードで今までホームチームが負けたのは2回。負けた2チームのうちの一つであるマジックはすでに敗退し、そして今日負けたジャズもプレーオフから消えた。

ホームチームの勝率が良いことの理由としては観客の応援と、審判が多少かたよることがあるからという説がある。
実際に審判がホームチームに有利なジャッジをすることがあるのかどうか、僕には分からない。基本的には僕は、そういう事は一切ないと思って試合を見ている。
ただ今年に限っては、そういう事を言いたい人間がいるのも分かる。もし対戦する2チームに力の差があまりないなら、シリーズの勝敗だけでなく、それぞれの試合も点が僅差となるはずだ。ところがNOH-SAのカードを筆頭に、ホームチームが約20点差で大勝することが多い。

いずれにしても、ゲーム7をアウェイで闘うキャブスとスパーズが勝ち上がるためには、この「ホームチーム絶対有利」という奇妙な現象をも打ち破らねばならない。

僕は今のキャブスは、去年の同時期よりはファイナルにでる資格のあるチームだと思う。レブロンは相変わらずシュートがあまり入らないが、そういう試合でもチームは勝っている。レブロンは、自分が点をとれなくても常にチームに貢献するという面で進歩した。

BOS-CLE最終決戦は、日本時間で月曜の朝4:30。眠いが、見られるだけ幸運だ。
[PR]
by SAKICHI_I | 2008-05-17 19:42 | NBA関連 | Comments(0)

Boston 96, Cleveland 89

もう、かなりはっきりしてきたと思う。
セルティックスは、大して強くない。
僕はセルティックスが王者らしい闘いをし、相手を粉砕してつき進んでいくなら、このチームがファイナルに出るべきかもしれない、と思っていた。
今のような闘いぶりなら、そんな敬意をいだく必要はない。
キャブスがBOSを倒すことは、今季に限ってはKYかも知れなかった。
しかしそんな空気は、試合ごとに無くなりつつある。
心おきなくキャブスを応援しようと思う。

両チームの力の差はほとんどない。
今日の試合はKGのミドルシュートが入ったこと、CLEのフリースローが入らなかったことが明暗を分けた。

ベンさん、デロンテさん、ザービアックさん。
あなたがここ(キャブス)にいて、よかった。
今のチームは、トレード前のベストの時期と比べても、遜色があるまい。
間に合って良かった。
[PR]
by SAKICHI_I | 2008-05-16 00:34 | NBA関連 | Comments(0)

Cleveland 88, Boston 77

これで、ホークスの偉業にあと1勝まで近づいた。
ガーネットに対し、前半はベン、後半はバレジャオが非常に良いディフェンスをしていた。
とはいえそういう時に打開できない事が、KGのいるチームが真の強豪であった時期がほとんどない理由なのだろう、と思った。
[PR]
by SAKICHI_I | 2008-05-14 08:42 | NBA関連 | Comments(0)

Cleveland 108, Boston 84

フウー。とりあえずスウィープ回避。
帰って録画をチェックしたら、なぜか録れてない _| ̄|○ ガックリ
ESPNのスポーツセンターはいつもは深夜0時からだが、今日は2時半。とても起きていられん。
何にしてもお疲れさまっした!
[PR]
by SAKICHI_I | 2008-05-12 00:38 | NBA関連 | Comments(0)

Boston 89, Cleveland 73

第2Qの途中まで生放送を見て、録画を開始し、うちを出た。この時点では、キャブスがリードしていた。
こういう時はいつも、会社で葛藤する。試合結果を早く知りたいという欲求と、しかしそうしたら帰って録画を見る楽しみが半減する、というジレンマ。特に僕のようにパソコンを使って仕事をする者は、お気に入りの一つにカーソルを移動するだけで試合結果が画面に現れる。
今日は、欲求に負けた。
大敗だ。スタッツを見る限り、CLEを応援する者としては見るべきものがない。こんなん録画で見んで良かったわ、というのは負け惜しみである。

今回も貧打戦、かあるいはディフェンス合戦だったのかどうかは試合を途中までしか見なかったのでよく分からない。特にキャブスのFG%は悲惨だ。35.6%。
とりわけレブロンが25%とひどい。彼はシュートの数が多いため、こういう時は落とす数が半端ではない。対BOSのゲーム1・2トータルで、8/42。
ジャンプシュートの入らなさが、尋常ではない。彼はこれとFTがプロ入り以来ずっと課題で、だんだんと向上してはいるが、いま壁に当たっているように思える。

NBAファンの中にレブロン・ジェームスを嫌う人間はいるだろうが、そういう人も含め、この選手を現在のNBAのトップ3から外す人はそう多くはないだろう。すでに昨シーズンからそうだ。彼はもはやキャブスのエースとしてだけでなく、リーグのトッププレイヤーとして、あまり恥ずかしくない試合をする責任がある。そういう選手としては、この2試合はまさに「無様」であった。こういう試合を続けるようでは彼の評価は下がらざるを得ない。今後の奮起を期待する。
去年のファイナルと違い、「プレッシャーに負けた」という言い訳はできない。

レブロンがフリースローを打つときにボストンの観客が何かを合唱している。聞き取れなかったので何だろうと思っていたら、今日の記事に出ていたのを見てちょっと笑った。
“Over-rated!”
だそうである。ここの観客は、確かに熱い。だがそこまで言うかね(苦笑)。僕はレブロンが過大評価されているという話はあまり聞かないが、もしかしてWASのスティーブンソンの逸話に乗ったのだろうか。よく分からない。

何にしても、キャブスの健闘を祈るしかない。
このシリーズがある日はその日のうちに何か書こうと思っていたが、次回、日本時間の日曜日は社員旅行に行っている。
[PR]
by SAKICHI_I | 2008-05-09 23:53 | NBA関連 | Comments(0)

Boston 76, Cleveland 72

とんでもない貧打戦だった。勝率1位のチームと、昨季の東覇者の闘いとは思えん。西のNOH-SA、LAL-UTAとはえらい違いである。
レブロンは今日の試合、プロ入り以来最悪のゲームの一つだった。去年のファイナルだと「抑え込まれた」のだが、今日はレブロン自身が勝手に落とした。ディフェンスはもちろん厳しかったのだが、あの程度はいつものことだ。
現時点で、セルティックスは全然強くない。ホークスが3勝したのは彼らが健闘したこともあるが、やはりBOSの方がおかしかった。
ベン・ウォレスの健闘が印象に残った。ガーネットのステップに、彼だけがついて行っている。
いまのところ、両方とも弱い。今後はどうなるか、まったく予想がつかない。
[PR]
by SAKICHI_I | 2008-05-08 00:55 | NBA関連 | Comments(0)

5/4までのNBA

●アトランタ3勝
今さら何を言っても手遅れではあるが、ホークスは面白いチームだとは思っていた。ビビーのシュートセレクションがものすごく悪いので、そこを何とかすれば今後数年プレーオフ常連となると予想。ただそれにしても、優勝を争うようなチームではない。このシリーズが最終戦までもつれたのは、ひとえにセルティックスの方が最高勝率チームにふさわしい状態ではないから。
どちらのチームが勝ち上がるにしても、次にあたるキャブスとしては好都合な状態である。
ところで僕は西のファイナル進出の可能性が高い2チーム、LALとSAが嫌いだが、これらのチームを倒せるのは東ではBOSぐらいしかないのではないかと思っていた。従って、今のBOSの不調も、次にキャブスと当たらなければいけないことについても、少し困った状況になった。

●ホーネッツがスパーズに先勝
そのスパーズが、第1戦を落とした。この試合は、NOHのデビッド・ウエストが神だった。僕はこの選手のプレイをあまり真剣に見たことがなかったが、ああいう風にディフェンスの上から次々とジャンプシュートを決められては、相手としてはどうしようもない。
コービー以外のMVP候補の一人だったクリス・ポールはファウルトラブルで前半あまり出られず、その間ウエストが奮闘。クリポは終盤、スパーズ攻勢の気配があった時に活躍した。
さすがにウエストのああいう活躍を、今後もSAが許すとは思えん。スパーズ相手だから大したことのように思えるが、NOHとしては当然とるべきホームの試合を一つとっただけだ。
それにしても、ウエストはプレーオフ経験はルーキーの時以来2回目、クリポは当然初めて。大したものだ。

●DET-ORL
ドワイトはよくやってる。マジックのディフェンスが相手のシュートにプレッシャーをかけることができてない。最近ピストンズ嫌いだから、マジック頑張って。

●キャブス
だんだんとマシになってきた。オフェンスでチームが機能し、フリーで多くシュートを打つ時間帯がある。

●K・ブライアント選手がシーズンMVP
僕はこの選手が嫌いなのでもちろん嬉しくはないが、まあ今季は彼が受賞するのが妥当かと。
[PR]
by SAKICHI_I | 2008-05-04 22:18 | NBA関連 | Comments(2)