クラプトン=ダンカン?

アメリカのローリング・ストーン誌が先日、「歴代ロック・ギタリスト トップ100」というものを発表した。そのランキングを評する他社の記事(当のRS誌ではなく)の中に、NBA選手の名が4人も登場したのが面白かった。
一人はマイケル・ジョーダン。

He(Jimi Hendrix) is the G.O.A.T., like Michael Jordan, Nirvana's 'Nevermind', and Dwight Gooden's 1985 season.

「不動の1位」という意味でジョーダンを引き合いに出している。これはまあ、割とよくある用法ではないかと思う。ドワイト・グッデンというのはNBAに馴染みのある名のような感じがするが、ドワイト・ハワードともドリュー・グッデンとも関係がない。MLBの伝説的ピッチャーだそうである。
記事中で現れるあと3人のNBA選手は、エリック・クラプトン評のなかで書かれている。

He(Eric Clapton) is like the Tim Duncan of guitarists: Smart, consistent, always gets the job done, wins MVPs and championships, and is among the greatest ever. But kids don't want the Duncan jerseys, they want the Kevin Durant and Blake Griffin jerseys, just like young rockers aspire to be Keith Richards, not Eric Clapton.

クラプトンは安定した仕事をするが、つまらない。まるでティム・ダンカンのようだ——と言っている。僕はクラプトンが別に好きではないので、激しく笑う。が、一部でギターの神様のように言われ、現にこのランキングでも2位に位置しているこの人をここまで酷評するのは、結構なチャレンジではなかろうか。
この記事がクラプトンのランク2位に疑義を呈しているように、ローリング・ストーン誌のこのランキングは音楽ファンの間で物議をかもしているらしい。古今東西、とにかく格付けというものは、誰もが満足するものになることがほとんどない。

ランクの1〜10位と、それについて僕の思うことは以下の通り。

1. Jimi Hendrix
 ジミが公の場に現れてから45年、この座は変わることがない。未来永劫、果たして変わることがあるのかと思う。
2. Eric Clapton
 この人の音楽があまり好きではないので、なぜこの人が神様扱いされるのかよく分からない。初期の泥臭いブルースは割と好きだが、この時期ははなはだ地味だ。
3. Jimmy Page
 僕のような素人が聞いても、演奏そのものは下手だ。この人が3位にいるのは、このランキングが技術だけで評価をされていない証である。
4. Keith Richards
 ペイジの下手さは時々腹が立つ(笑)のだが、キース・リチャーズの場合はそれも味わいになるというか、心地よい感じがする。まあとにかく、ストーンズ好きだからいいです。
5. Jeff Beck
 「ロックギタリストには2種類しかいない。ジェフ・ベックとジェフ・ベック以外だ」という言葉があるらしい。僕もそう思う。
6. B.B. King
 有名な「スタンド・バイ・ミー」を歌ったベン・E・キングとよく間違えるし、正直いまいち区別がついてない。ベンEキングの方はギタリストではなく、歌手だそうである。
7. Chuck Berry
 「ロック黎明期からやってる爺ちゃん」というイメージぐらいしかない。
8. Eddie Van Halen
 上手すぎて、写真と見分けがつかなくなくなってしまった絵のような感じ。ペイジ、キースの逆だ。音楽的には、本当に面白くない。
9. Duane Allman
 オールマン・ブラザーズの、常に高音で軽いイメージのギターはあまり好きじゃない。ただ、「Jessica」という曲は非常にいい。
10. Pete Townshend
 この人のボーカルは好きだが、ギタリストというイメージがなかった。この辺がギタリストランキングの難しいところで、果たしてボーカリストとしての評価を加味しているのかどうか、よく分からん。
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by SAKICHI_I | 2011-11-24 16:33 | NBAの話題を含む雑記 | Comments(0)


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