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24・新シリーズ

ププッピプー

米国ドラマ 『24』 ・シーズンIVのレンタルが、来週末始まる。
もうすでに内容についての噂が流れ始めているが、見る前に別に何も知りたくない。
設定や事件のタイプがどのように変わろうとも、とにかくこのドラマは面白く作られている。
間違いない。
ただし一つだけ、見逃せない重要な変更があるらしい。

キムがいない。

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どっちかというと女っ気のないこのドラマで、ほとんど唯一のアイドル的存在としての役割を果たしてきたキムことキンバリー・バウアーは、シーズンIVでは登場しない。
「走る巨乳娘」 として名高いキム、シーズンIとIIでは薄着で走り続けた。
揺れ(略
ドラマそのものの面白さもさることながら、キムを見るために 『24』 を観るという男性ファンも少なくはないはずだ。
僕もその一人。
キムが出ないからには、金輪際 『24』 は見ねえ!

ということはないけれども、何にしても残念だ。
ただし、ドラマの中でのキムというのはけっこう微妙な存在だった。

『24』 では周知のように、現実の時間とドラマ内の時間の進行が等しいというのが大きな特徴だ。
言わゆるリアルタイム。
となるとリアリティを重視するなら、同じ人物をずっと追っていれば数時間おきに食べたり、寝たり、トイレに入るなどストーリー的に無駄な場面が出てくるはずだ。
であるから 『24』 ではいくつかのエピソードが同時進行し、それらが切り替わりながらドラマは進む。
こうすることで、食・寝などの 「無駄な」 場面がないことのつじつまを合わせているのだろう。

そのエピソードのうち本筋は当然、主人公ジャック・バウアーを追うストーリー。
キムが関わるのは、たいてい枝葉のエピソードだ。
しかし枝葉であるにもかかわらず(アイドルだから)登場時間は長い。
しかも親であるジャックにひっきりなしに電話をかけるもんだから、ジャックは娘のキムが心配で仕方がない。
特にシーズンIIではその傾向が顕著だった。
なのでシーズンIIのレンタルが始まってからしばらくは、『24』 関連の掲示板では
キムuzeeeee
キムいらね(*゚д゚) 、ペッ

などの書き込みが多発した。

ただしそれは当然ながらキムを演じるエリシャ・カスバートさんが悪いわけではなく、製作サイドの責任。
確かにストーリーへの関わり方は少々うっとおしいものがあったが、そのマイナス分を差し引いてもプラスになる魅力がキムにはあった。
今回の降板は残念だ、とあらためて思う。
シーズンIVは果たしてキムを上回るアイドルを用意できたのかどうか。
ドラマそのものもさることながら、この点も非常に興味深い。

それにしても分からんのは、どーもこの 『24』、そのクオリティに相応しい盛り上がり方をしていない。
「静かなブーム」 を越えるほどの人気にはなってきたと思う。
だが地上波では、深夜に2シリーズを放送しただけ。
ゴールデンタイムに放送すりゃ、黙ってても視聴率25%は行くだろ。
今日本で放送してるドラマは9割以上クズだから、ひときわ輝くだろうよ。
by SAKICHI_I | 2005-08-23 23:51 | その他 | Comments(2)
Commented by ドラ at 2005-08-24 09:06 x
私も「キムuzeeeee」「キムいらね(*゚д゚) 、ペッ」派でした(笑)でも、本心は揺れる・・・・に釘付けでした。まだIIIを見ていないので早く見たい。友人がDVD-BOXを購入したのでそれ待ちです。真面目にフジテレビに投書しようかな。ゴールデンで放送すればいいのに。夜中じゃ寝不足になる。
Commented by 佐吉(SAKICHI_I) at 2005-08-24 11:00 x
>ドラさん
キムは不自然な露出の多さが好きでした。
IIIも面白いですよ。話の奇想天外さはシリーズ最高かもしれません。
フジテレビはなぜ帯で放送しないんでしょうかねえ。それこそ巨人戦中継の5倍ほどの視聴率がとれるでしょう(笑


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