マイケル・フィンリーSA入りの件

hoopshypeによれば、初年度約260万ドルの3年契約らしい。
状況としてはカール・マローンがLAレイカーズに入った時と似ているが、あの時と比べるとあまり腹が立たない。

一つには、前年優勝したチームに低額の契約で入団することで名誉を失うのは選手本人だから、好きなようにすればよい。
それから、フィンリーがマヴスから切られてFAになった経緯。
周知のように、例の 『救済条項』 を適用された。
これも周知だが、この 『救済条項』 によってチームが節約できるのは、もし解雇していなければラグジュアリー・タックス免除額を越えていた部分の金額のみ。
サラリーキャップは空かないから、戦力的にはただのマイナス。
しかもその選手を他のチームに獲得される危険性をもこうむる。
……ということは、よほどの 「役立たず」 でなければこの条項を適用されない。
あるいは、この条項が別名 「アランヒューストン・ルール」 と呼ばれているように、サラリーと実際の働きの差が著しく大きい場合。
いずれにせよこのルールを適用されることは、選手への評価が地をはうほどに低いことを示す。

以前bergerさんが採りあげておられたが、フィンリーと同じく救済条項を適用されたNYKのジェローム・ウィリアムズは、まさにこのルールを適用されたことで引退を決意した、と語ったそうだ。
解雇のされ方としては、NBA史上でも類例がないほど屈辱的である。

フィンリーは一度チームから、背中に 「不要」 の刻印を鮮明に押された。
従って、これからキャリアを終えるまでの数年は、彼にとっては 「余生」 だ。
余生なら、自分の好きなようにすればいい。

ただしフィンリーの場合は必ずしも縁側で茶を飲んでいるだけではなく、少なくとも高額契約でなければ充分働ける機会がある。
僕としてはサンズに入って欲しかったが、残念ながらそうはならなかった。
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by SAKICHI_I | 2005-09-03 21:38 | NBA関連 | Comments(3)
Commented by teshi-hi at 2005-09-04 12:31 x
フィンリーにはもっと出場時間がもらえそうなチームにいってほしかったですね。
同じ強豪チームでもスリー・ポイント欠乏症だったデトロイトの方がおもしろかった気がします。
Commented by at 2005-09-04 13:40 x
こんにちわ。レイク党から一言。
>あの時と比べるとあまり腹が立たない。
これはチームに対しての憎悪のレベルもありそうですねw殿堂入り確実のペイマロとは比較の対象になるとは思っておりませんが…と前置きをした上で、今回のスパーズの戦力は優勝した昨年に比べて純増です。レイクはオーリーをTOで切ってます(700幾らをケチってます)。まあマローンが怪我することなんか無いし、例年どうりできるだけ安くという戦略だったのでしょうが純増ではありません。

>選手への評価が地をはうほどに低い
ここも少し感覚が異なります。ご存知のようにフィンリーはPTもPPGもチームの中で多く(多分2位)人気もあり、基本的に元気(70試合は計算できる)で、経営面以外での解雇の理由が見つかりません。ここが他の適応者とは一線を画します。2年目POだったレイクのケースとも違います。

いずれのケースもFAなわけで、どこに行ったにせよ契約期間中にトレード要求する選手よりはずっとタチはいいんですけどね。それなりの見返りがある分怒りが薄まっているのでしょうか。

ほいじゃ、次はクックが覚醒したら書き込みしますねw





Commented by SAKICHI_I at 2005-09-04 21:08
>teshi-hiさん
フィンリーが好調ならボウエンに替わってスターターになることもあり得なくはないと思いますが、いずれにせよやっかいなことになりました。

>乙さん
話を合わせるわけではありませんが、フィンリーへの評価に関しては同感です。えーと確か脚でしたか、の故障が完全に癒えていればかなり多くのチームでスターターを張れる力があると思います。
記事で書きたかったのは、少々分かりにくかったですが「ヒューストン・ルールは理屈の上からいくと役立たずの選手に適用される」ということでして、そういう屈辱をフィンリーが受けたからには、その後のキャリアをどういう風に過ごそうともあまり腹が立つという気持ちがわいてきません。まあ単なる感情の問題ですねえ。
スターが晩年強豪チームに安サラリーで移籍することが多すぎるので、それぞれ非難する気がおきないというのもありますが(^_^;)
来季はクックの3ptシューターとしての覚醒が来ますよ( ´,_ゝ`)


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